マテリアルゴースト (富士見ファンタジア文庫)

著者 : 葵せきな

• 富士見書房 (2006年1月20日発売)

作品紹介・あらすじ

「起きてよケイ!もう朝だって!」可愛らしい元気な声で、式見蛍の一日がまた始まる。枕元で彼を揺り起こすのは、超絶美少女。甘〜い同棲生活-かと思いきや、同居人の正体は浮遊霊だった!?一見フツーの高校生・式見蛍は交通事故を機に「自分から半径2m範囲内の霊を実体化する」という特殊能力を得る。その結果、記憶喪失の幽霊娘・ユウに「憑きまとわれ」ることに。普段はフワフワ浮遊している彼女も、蛍の側では体温&感触のある普通の女の子で-。容姿端麗だけど横暴な先輩・真儀瑠紗鳥やクラスメイトの巫女娘・神無鈴音らに囲まれて、蛍の賑やかな日常生活が幕を開ける。第17回ファンタジア長編小説大賞佳作。ファンタジック・ゴースト・ストーリー。

感想・レビュー・書評

[ankou314さんの感想 · 2013年1月22日]

ライトノベル定義にもよるが、少なくともレーベル的にはラノベ。
葵せきなの作品だから、生徒会なみの内容の無さかと、思ったら、意外にストーリーがあった（笑）まあ、そもそも五巻で完結しているから、読もうと思ったんだけどね。あんまり無意味に続いてるシリーズは読む気起きないし。
二年ほど前に０巻を読んでいて、主人公の蛍は単なるツッコミかと思いきや、意外にかっこ良かったりｗｗ
幽霊に関する考え方は、まあまあ悪くないかな（僕は幽霊肯定派）
続編も読もうかなぁ？と思いきや、学校で二巻が紛失中だとか

[west-paddyさんの感想 · 2012年6月11日]

"結"での所謂、主人公補正パワーアップが酷い。

[中山バスターさんの感想 · 2012年4月12日]

自殺志願者の主人公と記憶喪失の美少女幽霊との物語。

コメディものではないとはわかっていたんですが、生徒会の一存と同じ作者ということでその部分も期待していたのですが、なんとも…。
物語りも王道で面白い展開ではあったけど、テンポがそんなに良くなくネガティヴ主人公なので読んでいて萎えてきてしまった。

絵師さんはてぃんくるさん。
キレイな絵をありがとうございます。
でも、高校生を描くにはちょっと幼さが残りますね。

[なおさんの感想 · 2012年4月8日]

一巻かってずいぶん積んでた気がしましたが、とりあえず読んだ。
主人公が自殺志願者という、超ネガティブ系なわりに、全体としてはそんなに暗い話ではないのが、印象的。（一応人死にがあるけど）

[雪守さんの感想 · 2011年5月3日]

生徒会並とまでは言いませんが、もうちょっとテンションが高いほうが好みだけど面白かったです。

[二次元研究所さんの感想 · 2010年5月23日]

4829117893 　333ｐ　2006・1・25　初版
題名から分かるとおり幽霊が出てきます。
自殺願望の主人公【式見蛍】と幽霊？となった【ユウ】のお話。
話が深刻な部分があるので気付きにくいが主人公を中心にしてプチハーレム状態・・・恋愛小説としても読める。
人によって面白さの評価が極端に分かれると思う。

[sirotoさんの感想 · 2010年2月1日]

てぃんくるさんが絵を...
という事で購入。
ですが、まったく読み進めていません....

著者プロフィール

あおいせきな。「マテリアルゴースト」で、第17回ファンタジア長編小説大賞〈佳作〉を受賞。同作品で全6冊刊行。第2作「生徒会の一存」シリーズは累計600万部突破の大ヒットシリーズとなる。

「2020年 『ゲーマーズ！DLC3』 で使われていた紹介文から引用しています。」