スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee (1) (富士見ファンタジア文庫 136-8)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829118979
作品紹介・あらすじ
蒼い空を翔ける三色のライン。紫の少女-鳳/アゲハ。蒼の少女-乙/ツバメ。黄の少女-雛/ヒビナ。近未来のウィーン、ミリオポリスと呼ばれるその都には、あらゆる言葉が飛び交い、人々はさまざまな神を信じ、そして、くだらない争いに巻き込まれ命を落としていた。日常の間の中で-。そんな、混沌の中で生きる三人の少女たちがいた。機械化された身体を持ち、最新の官給品として、敵を貫く弾丸。「炎の妖精」たち。地下深く静かに流れていた泥流・テロが顕在化した時、三人の弾丸に、命令が下る。敵を貫け!破砕せよと。これは、天に唾をしながら、未来をあざけり、日々を生きる妖精と呼ばれた少女たちの物語。
感想・レビュー・書評
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スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee (1) (富士見ファンタジア文庫 136-8)
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オイレンと同時並行感があるので、こちらも読み始めた。こちらのがラノベっぽい。こちらは空を飛ぶので、小隊の展開もまたオイレンとは全然違うね。
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[2013.11.04]
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機械の身体を持つ少女たちがテロとかをぶっ潰したりするはなし。攻殻機動隊+ガンスリンガーガールという感じ。
地の文に+とか=とか/とか使ったり、プロットや台詞を使いまわしたり、徹底的に省略された描写が特徴的。そのおかげで話がえらい早く進む。 -
近未来、かつてウィーンと呼ばれた都市を舞台に、テロリストと戦う、少女たちの物語。
オイレンシュピーゲルとリンクしています。同じ時、同じ場所で、異なる視点から紡がれる物語。 -
図書館から借りました
SF。近未来のウィーン。テロ戦争で、国同士ではなく内部での抗争が続く世界。
三人の女の子たちは、それぞれの理由で手足を失い、機械で補強。そのため、児童の労働が認められた世界で、三人はテロと戦う道を歩むが……。
読みにくい。
なんか、ダメ。
小説というより、脚本みたいで、ちょっと苦手です。
・・・おもしろくなかった。
読みにくいというのもあって、内容も結局、なんでウィーンに舞台設定したの? 日本名をこんなにごろごろさせるんなら、日本でいいじゃん。(主人公たちの名前は、鳳、乙、雛。絡む男の子は冬真、水無月)。 ・・・そう、ウィーンである必要性がないというか、えーって感じ。文化保護のために、漢字名を使う、といっても名前だけ名乗ったってねぇ?
敵が人の脳を使った兵器を用いるけれど、それに意味があるようにも思えず。
なんだか、設定も理解不能だったのです。
んで、戦うときには、いつも同じセリフ。
「ご奉仕しますわよ」
「ドキドキするっしょ」
「いじめないでー」
冒頭も必ずクイズから始まる。
なんか読んでてだるいって言うか。
・・・この作品、手抜きな気がしてなりません。
二巻はきっと読まない。 -
強さと仲間と悲劇がある。
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両手両足を機械化し、悪と戦う三人の少女の話。マルドゥック・ヴェロシティの文体を更にライトノベル寄りにした地の文に、テンションの高低の激しい会話文。勢いがあるだけでなく、シリアスな場面を交えていて面白いです。戦闘シーンのスピード感とど派手さも流石です。そして、三人の少女たちとその脇を固める登場人物がいい! キャラを作りすぎな感じもするけど、お姉さん役でリーダーの鳳が好きです。テンションの高いあとがき通り、彼女たちの未来が良くなることを信じて、続きを楽しみに読みます。