すべては愛のために (富士見ファンタジア文庫 や 1-2-4 風の聖痕Ignition 4)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829119402
作品紹介・あらすじ
「今度の日曜日、土御門家と見合いをする。その旨、心得ておけ」父・重悟の宣告に、神凪綾乃の意識は凍結した。紅炎の巫女姫に、突然降って湧いた見合い話。相手は日本の陰陽道の総本家とも言うべき名家の次男坊・貴明。申し分のない相手ではあるが、綾乃は何故か気が乗らない。渋々和麻に相談に行くが、当然彼の口から見合いを止める言葉は出てこず、それどころか相手が気の毒だと言い出し、綾乃を怒らす始末。そして迎えた見合い当日、会場となった料亭には、どこからか情報を聞きつけた悪友・由香里と、和麻の姿があった。かくして、「喜劇・綾乃ちゃんのお見合い」の幕が切って落とされた。お気楽エレメンタル・ファンタジー第4弾。
感想・レビュー・書評
-
「風の聖痕」番外編第四弾。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回もはちゃめちゃな内容でした(笑)
一番面白かったのはお見合い編(?)です。
これはまかり通してもいいのだろうか、と笑いながら思ってました。
血族にこんな人がいたら嫌ですね〜。
見てる分には楽しいですけどw -
綾乃が頑張る可愛いお話になってました〜。
-
この巻を読んでの一番の感想は、著者の体調は大丈夫か?でした。随分前から体調が悪いと言っている気がします。いっそのこと、2〜3年静養したほうが良いのでは?作品も気になりますが、明治の私小説家じゃあるまいし、体調優先で行って欲しいですからね。
本の内容ですが、綾乃の見合い話が売りな短編集でしょう。
ですが、自分的には和麻の元カノ柚葉の再登場が嬉しい『宿敵』ですね。和麻の過去を知りつつ、現在は好きなのか嫌いか解からない所がいいです。
他の見所は煉が、少女に間違えられる『運命の出会い!?』でしょうか。定番ネタでは、ありますが。 -
未購入