アマデウスの詩、謳え敗者の王 (富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-3 黄昏色の詠使い 3)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829119419
作品紹介・あらすじ
"大丈夫。一緒にいてあげるよ"クルーエルさんの言葉は、本当だった。一緒にいて僕を孤独から、危険なことから守ってくれた。僕はただ、与えられた優しさを受け取るだけ。だから今、彼女が僕の助けを必要としてくれるなら。全力で応えるために、夜色の詠を詠う。不完全でも、不恰好でも、これは僕が彼女のために紡ぐ詠-。想いを世界に反映できる召喚術・名詠式。その専修学校トレミア・アカデミーに、人を石化する灰色名詠の使い手が侵入した。目的不明のまま、自らを「名も無き敗者」と称する使い手は、校内の人々を次々と石化していく。そして、ついにクルーエルとネイトたちにも「敗者」の手が伸びるのだが-!?大切なもののため、少年は立ち上がる。召喚ファンタジー第3弾。
感想・レビュー・書評
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黄昏色の詠使い3巻
解かれる謎と新たなる謎。
ここからが本編のようなので、続き楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3巻は本当に息もつかせない展開で、一気読みしてしまいましたね!
明確な敵が分かり、目的も徐々に明かされていきますが、まだまだ真相には遠いです。
でもその真相のカギを握るのは主人公達で…。
進むテンポ的にはちょうどいい感じだなぁと思います。 -
この巻から、敵が明確に分かり始めてきたかな?
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明確な敵(?)も現れて、話が動き出してる感じ。
セラフェノ音語自体の持つ謎、続きが気になります。 -
間の回想がクルーエルの存在をより不思議なものに魅せてて今後解き明かされるだろう謎に期待。ネイトの覚醒はまだまだ先っぽいけど片鱗は見せつつ。いろいろ動き出すあたらめての序章な感じ。エイダとかサリナルヴァとかミオとか、サブキャラも魅力があって個人的には好きです。
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次から次へと謎が出てくる巻。 突然倒れたクルーエル、見えない敵、エッグ、灰色名詠。 最終的にどうなるのか、とても楽しみ。
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クルーエルとネイトが自身の名詠に気付き始めた巻。クルーエルの純粋な姿が素敵です。
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三巻目にして、ようやく物語の本筋が動き出した感じ。
お話が進むにつれて謎がどんどん増えていく!
うん。いい感じだ。
クルーエルの正体はいったい何なのか?
彼女とネイトが出逢ったのは、仕組まれた運命なのか?
それに謎の灰色名詠士や三年前の出来事や、イブは関わっているのか?
そして、最後に虹色名詠士が出逢った少女は?
う〜、次巻の展開がすごく気になる!
今巻では、やっぱりクルーエルが圧倒的。
でも、それを支えているのは、ネイトなんだ。
ただ、早くもっと頼りがいのある男になろうね、ネイト(笑)
ちなみに、そろそろ夜色飛びトカゲくんが再来するかと思ったけど、
それはまだみたい。もったいつけるなあ(笑)
物語はまだ序章のよう。
これからのお話がすごく楽しみだ -
どんどんとクルーエルとネイトが仲睦まじくなって行く様はまだ恋愛と形容できるほどのものではなく、そこがとても可愛らしくていいです。
お互いに信頼できる仲間と自分の持っている力への戸惑い。
やさしい物語です。 -
ようやく物語の本筋が見えてきた感じ。。。ではあるが、読み進めるほど謎が出てくる;;
ネイトもクルーエルも一歩一歩成長しているようなので、先が楽しみです。