スプライトシュピーゲル III いかづちの日と自由の朝 (3) (富士見ファンタジア文庫 136-10)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829119730
感想・レビュー・書評
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この巻で一番がんばったのは水無月かな。強固な組織ほど、内部から揺さぶられると弱い。
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スプライトシュピーゲル3巻を読了。山猫チームを操作して陽動として使用する間に、独自の転送網を作り上げるトラクルおじさんの外道っぷりときたら!オイレン3巻は「人格改変プログラム」と特甲児童の過去について掘り下げ、スプライトではあくまで発生した事件について描写したという印象。
3巻はスプライトのほうが抜群に面白い!一般人たる冬馬と治安部隊の小隊長たる鳳との相互理解とすれ違いのお話も、また冬馬と水無月の友情も、とても良いドラマになっている。そして4巻以降は、特甲児童たる少女たちの成長ドラマがより深く描かれるのだ。…が、続きがまだ出ないw -
[2013.11.05]
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戦わないことにこそ、彼女たちの戦いがある。
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今巻は戦闘よりも登場人物達の想いと心理戦が中心。内通者の正体は中盤からうすうす察しが付いていたので、分かった瞬間は少し虚しくなりました。それと鳳が冬真をどう思っているのか明らかになるのですが、羨ましいようでもあり、前途多難なようでもあり…。見届ける者としての使命も大切だけど、僕としては終盤自らの覚悟を示した鳳たちに、次こそかっこいいところを見せてほしいとも思います。次巻も期待。
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冬真くん!
今回はがんばってます! -
2010 12/4読了。書泉ブックタワーで購入。
オイレン3巻の最後の短編で起こっている事件についての、スプライト側での話。
水無月が格好いい巻。
オイレンの吹雪は涼月との絡みばっかで他2人にはドライだけど、冬馬はヒロイン3人それぞれと絡みがある、ってのがスプライトとオイレンの大きな違いかなあ、とか思ったりもした。