がんばれ死霊術士 スレイヤーズすぺしゃる(7) (富士見ファンタジア文庫)
- KADOKAWA(富士見書房) (1995年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829126042
作品紹介・あらすじ
"乙女のあこがれ、礼金の二重取り"天才魔道士リナ=インバース、大きな憧れ胸に秘め、あてなき旅を続けます。夏は海へ秋には山へ、行楽気分で行ってはみても、やっぱり起こるひと騒動。「あたしが悪いワケじゃない」涙の抗議もむなしく空に、とけて流れ消えていく。類は友呼ぶ仲間呼ぶ。来なくていいのに来てしまう。やって来るのはご存じの「高笑いする騒動製造機」こと白蛇のナーガ。今日は味方か明日は敵か。どちらに転ぼうがコケようが、ハタ迷惑にかわりなし。はてさて、今回は誰が犠牲になることやら…。品質保証のユーモア・ファンタジーシリーズ第七弾。すさんだハートに浄化結界。
感想・レビュー・書評
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【内容】リナとナーガの笑いと魔法のお気楽珍道中短編集。
【感想】本編よりおもしろいかもしれないシリーズ。久しぶりに読んでみた。笑えるのでまわりに人がいると危険なのはいつも通り。たぶん読んだことのある巻やけど中味にはまったく記憶がなかったので関係なし。1時間で読める。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
ゾンビやスケルトンが苦手なネクロマンサーというのがすでに面白いなと思ったが、読むとより面白かった。
それにしても喋れるぐらいのアンデットを生み出す才能は相当に稀有な才能だよな。僧侶になるのがもったいないな。
また、鏡で生み出された性格が真逆な影は面白かった。 -
シリーズ短編集第7巻。6本の短編を収めています。
第1話は、『影の鏡』(シャドウ・リフレクター)というマジック・アイテムを手に入れようとする魔道士ラガンを、魔道士協会の依頼を受けたリナとナーガが追いかける話。『影の鏡』に2人を映してダーク・サイドのリナとナーガを作り出そうとするラガンですが、現われたのは、争いを嫌うリナと恥じらうナーガでした。
第2話は、ナーガに惚れ込んだレスターくんをリナが助けるというムリゲーのような話。第3話は、ナーガが召喚した電撃竜(プラズマ・ドラゴン)のせいで、リナたちが絶海の孤島に取り残されてしまう話。第4話は、盗難された秋の味覚の帝王ニギタケを取り返す話。
第5話は、リナとナーガが、死霊術士(ネクロマンサー)でありながらゾンビが苦手という少女ウィニーを助けて、肝試しを企画する話。第6話は、死霊術士の道をあきらめて僧侶の修業をしているウィニーが、嫌がらせを受けていると知ったリナとナーガが、ウィニーの無実を証明するために調査をする話。
この短編シリーズ「スレイヤーズすぺしゃる」もこの巻で7冊目です。似たようなエピソードが多いのも事実ですが、コンスタントに一定の質の話を提供し続けるというのも、やはりすごいことだと思います。 -
スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。
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「高笑いする騒動製造機」ナーガ(笑) 写した者の逆の性格のコピーを作る鏡(笑)リナとナーガのコピー って(笑)アンデットの苦手な死霊術士 って(笑)面白かった (笑)
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