イリーズの旅路 スレイヤーズすぺしゃる(9) (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 292
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829126813

感想・レビュー・書評

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  • この巻から前後篇の小説が集まっています。それに番外編も収録されています。
    今回は「イリーズの旅路」「闇の住まう村」「理由なき冤罪」「暗殺者たちの夜」の四作品が収録されています。また、今回もハチャメチャになっています。

  • シリーズ短編集第9巻。4本の短編を収めています。

    「イリーズの旅路」前編/後編は、駆け落ちをした娘が産んだ子を保護してほしいというコッフェル爺さんの依頼を受けたリナが、イリーズという孫娘を見つけ出して帰る途中、暗殺者に命を狙われるという話。

    「闇の住まう村」前編/後編は、戦争中に暗殺者養成所として作られた村の住人ギザンが、戦争が終わったために新たに「村おこし」をする必要に直面し、リナたちの指導を仰ごうとする話。

    「理由なき冤罪」前編/後編は、リナとナーガが立ち寄った村で頻発している連続幼児誘拐事件の犯人にされてしまったリナが、真犯人を見つけ出すために奮闘します。証拠もないのにリナが犯人だと決めつける一見無能の特別捜査官のワイザーに、リナたちが一本取られるというストーリー。

    「暗殺者たちの夜」は、カールソンという商人を暗殺者から守る仕事をリナが引き受ける話。彼女たちのもとに第2話で登場したギザンも現われて、カールソンを狙っている暗殺者村の出身者マルガリータ=ギザルメー、通称マリィを阻止しようとします。

    第1話から第3話までは前編と後編の2章で構成されています。1章1話だったこれまでの「すぺしゃる」シリーズに比べると、ストーリーに少し余裕があって、楽しんで読むことができました。ただその分、キャラへの負担が軽減されたせいなのか、ナーガの印象が薄くなっているような気もします。

  • スレイヤーズシリーズ。ファンタジーにドドっとハマることになったキッカケの一つ。テンポが良くキャラが立ってて世界観もしっかりしてて好きだった。

  • 元暗殺者の村の広報課長ギザン、彼の使命は「村おこし」(笑)反対派の妨害工作も(笑)『闇の住まう村』『暗殺者たちの夜』いいな(笑) 『理由なき冤罪』に登場するワイザー特別捜査官は長編の方にもゲスト出演してたな(笑)意外に名刑事さんだな。

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著者プロフィール

「第1回ファンタジア長編小説大賞」で準入選した「スレイヤーズ!」でデビュー。ほかに「ロスト・ユニバース」「クロスカディア」「アビスゲート」など著作多数

「2019年 『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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