スノウピー1 スノウピー、見つめる (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 102
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829135099

作品紹介・あらすじ

「あなたたち人間のことも、TVで観て概要はよく知っているの」と彼女は言った。澄んだ瞳で僕を見つめ、遠慮なく分析する。「戦争が大好き。基本的に不条理。傾向として変てこ。…でも、見ていて飽きないの。つまり、知的好奇心を刺激されるの」-とびきり可愛くて、勇敢で、クールな女の子、スノウピー。彼女を異世界から連れ帰ってしまった"僕"は、部屋を提供したうえ、同級生になった。知的好奇心旺盛なスノウピーがまっさらな目で見つめる世界は、僕にとっても新鮮なことばかり。だけど、小説家志望の可香谷さんはなぜかおかんむりで…。女の子って、難しい!不器用な僕と彼女の第1回ネクストファンタジア大賞銀賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 見つめる、憤慨する、恋愛するの3冊。完結と言ってもいい 3冊。
    独特の雰囲気を持っている作品。覚めているようで、とぼけている。
    スノウピーが可愛い。頭を冷静にする踊りのイラスト、吹いた!

  • 半分くらいはイラスト買い。
    あとは、
    私はどっちかって言うと
    ヒロインはツン気味なのが好きなようです。
    ゴシック然り、断章のグリム然り。
    これはツンとは違うとは思うけど
    系統は遠くないと思う。

    だらだらのんびり、取り敢えずじっくり読めるお話でした。
    なんだかんだと色々起こる話じゃないけど
    単純に
    現代っぽいトコロに入ってきた異少女、
    そういうのんびりしたノリは好きです。

  • 主人公のつっかかりが面倒くさい感じなのと自分自身が比喩の中でも直喩があんまり好みでない点が読みにくい面としてあったけどラスト直前のクライマックスまでは面白く読めた。

    でも最後の話を分割して死んでいる方を物語にしちゃったのが、主人公がどのくらいスノウピーに入れ込んでいたのかを判断する材料が可香谷の創作物として描かれてしまったのがちょっと残念と思った。

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