フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生? (ファンタジア文庫)
- KADOKAWA (2011年8月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829136683
作品紹介・あらすじ
千鳥かなめたちが会場に着いたとき、そこにいたのは見渡す限りのボン太くんだった!ボン太くん(強化服ver)を開発した相良宗介もそこに招待されており、その数-およそ300体。様々なボン太くんたちとふもふもと触れ合っていたのも束の間、3万人の暴徒が「ヒャッハー!」と叫びながら釘バットや鉄パイプを振り回し、会場を制圧しようと迫ってきた!?30,000人VS300体(ボン太くん)の壮絶な戦いが始まる-(『つぶらなテルモピュライ』より)。傑作短編4本のほか、メリダ島での決戦後のテッサの行方を描く待望の特別書き下ろしを加えた極上の短編集がここに推参。
感想・レビュー・書評
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一話づつの感想を
「与太者のルール」
サバゲーで対決ということで、宗介大暴走かと思いきや、普通の対戦でした。そうだよね、宗介は普通に強いからこうなるよね。なんだか、物語も進んできたからか、銃を向けることについて、かなめと宗介がわかりあったりしてますしすっかり良いコンビ。短編集の初めの方ならきっと無茶苦茶な話になったんじゃないかなー。あ、あとサバゲーやるならゴーグルしろよ。失明するって文章中に言ってるけど、挿絵ではしてないのはダメですよ。
「ご近所のサーベイヤー」
あんまり感想ないなー。かなめの日常って感じでもありますし、なんか宗介ともう夫婦じゃねえかって感じですわ。
「つぶらなテルモピュライ」
ボンタくんフェスティバルw安心のボンタくんクォリティです。ドラゴンマガジンが300号記念だったらしく、映画「スリーハンドレッド」ネタがたっぷりです。
あと、年に一回開催されるとのことですが、なぜか「『第八回』ふもっふマーケット」とのことです。初出見ると、他のは2003年ですけど、これだけ2010年のドラゴンマガジンに載ってます。まだ2年4組らしいですが、何年留年してるんだw
「テッサの墓参り」
こちらは原作終了後の話。テッサは18歳なのかぁ。胸が大きくなったみたいな描写があるが、アナザーだと30歳くらいかな。確かイタリア系で太りやすいみたいな話があったような・・・。登場してほしいような、怖いようなw
バニの墓参り。でも本編の後半読んでないからバニはアルの開発者ってくらいしか知りません。なるほど、こんなことあったんだ。
テッサの休息も終わったようですし、今後なにするのか楽しみですね、きっとアナザーででてくるでしょうし。宗介たちはどうしてるのかな。
初期の短編集のようなはちゃめちゃ具合はなかったですが、なつかしくて面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【再読】フルメタ本編シリーズ最後の一冊です。まだ平和だった頃のどたばたエピソードに、ボン太くん愛好家が集うイベント会場で300体のボン太くんと30,000人の暴徒の壮絶な戦いが始まる『つぶらなテルモピュライ』。相変わらず楽しい短編には笑わせてもらいました。そしてメリダ島での決戦から3ヶ月後のエピソード『テッサのお墓参り』では、マオのその後とともに、"アル"の生みの親であるバニ・モラウタの故郷を訪れるテッサの姿が描かれます。彼女の同行者が"アル"というのが新鮮でした。
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ライトノベル
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最後の?短編集。
ええシリーズやった。本編最終回のくだりをアニメ化してほしいもんやね。 -
短編集もラスト。あとがきにもあるけど、確かにここまで来て高校生活の話は時系列が混乱するかも。でもそれはそれ、これはこれ、ってことで…今回も短編集のノリを楽しめた。まぁ短期間でどれだけドタバタやってるの!?っていうツッコミはマンガやラノベでは割とあるあるだし、切り替えて読めば問題無し。最後の話では、バニのエピソードも読めて良かった。
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ドタバタしてるんで、逆に終わっちゃう寂しさ感じるけども、最後の新作はむっちゃいい話!「自己との対話」についての話はグッときたなぁ・・・!
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フルメタ最後の短編。
長編がいい感じで終わってたので、そのあとで短編はどうだろうとも思ったが、「テッサのお墓参り」が良かった。
長らく続いたフルメタの最後の締めくくり。平和と幸せの予感。 -
フルメタ最終巻という事で期待していたが、ドタバタ感があまり味わえなかった。
テッサの話もいいけど宗介やかなめの後日談が読みたかったというのが本音。
面白かったけども -
積ん読状態だったのを読みました。本編の最終巻も積ん読状態だけど読むか。ウェーバーさんが気になるし。
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なんといってもボン太君だろう。テッサよりも!