不完全神性機関イリス2 100億の時めぐる聖女 (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2012年6月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829137697
作品紹介・あらすじ
二人の前に現れたエルマリア神教界の聖女。その目的とは!?
感想・レビュー・書評
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一気に「イリス」を読み終えました。
1巻は「エデン」より先に読みましたが、「エデン」を
読んでると引っかかる単語が山ほど出てきますね。
というか、この本で「エデン」の前史とはっきりわかりました。
実際は「エデン」が大分進んでから「イリス」は刊行され始めたので、1巻の時点で繋がりは十分読めたのでしょうが。
今回からの新キャラ?が凄くお気に入りですが、
この人も「エデン」では…ですね。
この巻はお遊び要素強かったですが(笑)、この巻以降が「イリス」にも「エデン」にも重要になってるんですよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モンスター的なのは、今回は出てきませんでした。
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軍学校のみんなで、二泊三日の海水浴へ。
一夏の楽しい思い出になるはずが、大変なことに。
「エデン」でもおなじみの名前が登場して、エデンファンにもうれしい展開になってきた。
次巻では、凪とイリスはますます大変な事態に巻き込まれそう。
けなげなイリスを見ていると、いつまでもかわいいメイド姿で凪と一緒にいれたらいいのに…と願ってしまう。 -
第2巻を読破。
ゴミ捨て場から持ち帰った人形機械体〈アンドロイド〉は、世界を守る「不完全神性機関」という存在となった――
というのが前回のあらすじ、でしょうか?
どっちかと言うと、確かに帯のとおり「不完全家政婦機関」ですよねww
ベッドメイクをさせると部屋がめちゃくちゃになる。
ご飯を作らせると謎の物質Xと化す、と。
しかも謎の物質Xはブラスチックスプーンをも溶かすほどのもので。
なにをどうしたらそうなるのかww
元が幽幻種と戦う用のアンドロイドのため、家事仕事は出力調整が難しいんだけれど。
でも、イリスはちゃんとした家政婦型だったとしても、ドジっ子属性は標準装備のような気がします。
笑
さて、待ちに待った夏休みがやってきて、クラスメイトたちとユメルダ教官と一緒に海にやってきた凪たち。
さっそく夏のハプニングに見舞われている凪にww
でも、そのハプニングがその後のストーリーに絡んでくるとは……。
なんだか読んでいて「うおー……」ってなりました。
イリスとシィの着替えをのぞいたあとに起きたミカエルの天誅、とかね。
それにしてもサラさまの言動にめちゃくちゃ噴いた。
「氷結鏡界のエデン」に出てくるあの方と本当に同一人物なのか!?
いや、あちらは千年後のお話なわけだから同一人物ってわけ……いや、同一人物だったわー。
でもこちらはまだまだ子どもらしさがありますね。
海を見たことがなくて、思わず泳いで溺れてしまった、とかw
凪に前で見せる表情と、みんなの前で見せる表情が正反対すぎてww
いいキャラしてるわー、と思いました。
凪は凪でイリスのことをとっても心配していたり。
今回は第1巻で凪が心配していた、魔笛が感染した人形機械体が登場。
幽幻種だけではなく、人類の味方だった軍用人形機械体〈機神〉まで襲ってくるわけで。
ラストのイリスにはほんとうにもうww
さて、第3巻では覇権戦争が始まるのかな?
ツァリさんの登場もくるのかな?
楽しみです。 -
このあからさまなサービスはなんなの…?
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相変わらず序盤はドタバタコメディ。
つまんないわけじゃないんだけど、黄昏色やエデンにあった特有の透明感は皆無で、細音っぽくはないなぁと。
後半に入り、エデンにも登場しているある重要人物(ロリver)も登場し、徐々に物語りも広がっていきます。
何より、エデンにどうつながっていくのか気になるー! -
スキル:ダークマター精製・家庭用品並びに家屋の破壊、な不完全家政婦機関イリスさんのお話パート2。聖女様がエデンとは別人格のようなんだが…こ、これから年月を経てああなるんだよね?(苦笑)これはこの時代のツァリさんを見るのが怖いようなそうでないような。シィみたいな勝ち目のなさそうなキャラを推しがちなのは自分の性格なんだろうか。喋るタイミングさえ不憫さが漂うが頑張ってほしい。凪は徐々に某幻想殺しさんがダブってきた。不幸属性とかハーレム属性とか。
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今回は夏休みの休暇編。イリスに引き続き、「氷結鏡界のエデン」の重要人物が登場、…したのはいいんですが、思いっきりキャラが崩壊してはいませんか(笑)。まあ年齢相応といえなくもないですが、やっぱり1000年の間に性格も落ち着いたんでしょうね。凪もモテまくりで、全体的にラブコメと戦闘の比率が7:3ぐらいの感じです。コメディと戦闘面両方をカバーする結界も登場したのもなんじゃそれと思いながら笑ってました。このままのテンションでどこまで続くのかわかりませんが、次巻も楽しみにしています。