アリアンロッド・サガ・リプレイ(5) 激闘のピースメイカー (富士見ドラゴンブック 23-25)
- 富士見書房 (2010年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829146033
作品紹介・あらすじ
戦乱渦巻くアルディオン大陸の二大強国グラスウェルズとレイウォール。だが、グラスウェルズは国の中心人物を失い、内部での混乱が続いていた。その隙を衝き、レイウォールの攻勢が強まる。フェリタニアの若き女王ピアニィは、グラスウェルズに手を差し伸べることを決意。軍を率い、守りの手薄な自身の祖国レイウォールへと進軍を開始する。新要素・大規模戦闘ルールを採用した、初のアリアンロッド・サガ・リプレイ。いよいよ、待望のメインシリーズ第5弾が登場。
感想・レビュー・書評
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S=Fと同じくこれまでの積み上げを崩さないよう
熟練の技術でさらに高みへと伸ばしていくのはまこと素晴らしいが
なるほどTRPGはとことん狭い
ライトノベルのようには広く読まれないわけだ
あと内容には関係ないが何か絵が微妙にくずれてきているような気がしないでもない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会議のシーンは難しすぎて正直読み飛ばしてしまいました。各国情勢を考えて国家運営とか、実際のセッションなら私は確実に地蔵になるw
だいたい、国名とかNPCの名前、おぼえられないし。
ただ、殺意の高いピアニィ様や、その他抱腹絶倒のあれこれは読み物として楽しめました。
それと。
エンディングフェイズで「太陽の牙ダグラム」のOPテーマが脳内に流れました。 -
大規模戦闘ルールを使ったリプレイですが、いつも通り面白い。
長考が多そうなので実プレイ時間が気になります。
読むとタクティクスガイドが欲しくなりますが、これ以上やる予定のないルールブック増やしてもなぁ。 -
サガ無印3巻(ピアニィの一言で崩れたシナリオ)に対する喜色満面の答えと言うか、きくたけの逆襲と言うか。
もっと言えば、ブレイクやデスマーチに対する無茶振りというか(笑)
大規模戦闘ルール導入に際してのリプレイであるから、今巻は1話のみ収録。
それでもF.E.A.R. らしい、読み応えのあるリプレイに仕上がっている。
なお、今回の大規模戦闘ルールに使用されているFS判定に関しては、実はデスマーチ2巻が既出。
ですので、併せて読むとより判りやすいと思われます。
今回一番の問題は、毎度発言が斜め上を行くピアニィ陛下か・・・
否定していた「殺意」がセリフとして出てくるのはどーかと(^^; -
ブレイク3巻でのしゃちょーのムチャ振りに応える形でグラスウェルズ・フィリップの援護を行うためにピアニィが出兵する展開。
シナリオは長編1本。
大規模先頭ルールのお披露目ということもあって、戦力差がある状況をどうやって打ち破るか? ってところが見どころでしょうか。
個人的には進軍の仕方の方が興味深かったですが。
しかしPL諸氏が根っからのゲーマーなだけあって色々と戦略を練っていくところとか、読んでいてワクワクしたり、なるほどそんな手が! と関心したことしきりです。GMも準備万端だったのがすごい。
あと、かわいそうなGMにも、次 頑張ってくださいとエールを(笑)。 -
ブレイク三巻最終話からの引継ぎにより
グラスウェルの援護に回る必要に迫られるフェリタニア!
どうあがいても数も期間も足りぬこの局面にナヴァールすら押し黙る会議の中
ベネットの思いついた奇策とは…!?
今回は一冊丸々使ってひとつのセッションの内容という贅沢な使い方
新たに作られた大規模戦の見本にもなるのでデータとしても有用?
またデスマーチの面々やブレイクの面々、アクロスの面々も登場するのでファンは要チェックな最新刊です!
見所はやはりピアニィ殿下の撃ち出す強兵政策でしょうか
殿下、国民はパワーブースターではございません -
大規模戦闘ルール、面白そうだけどまだルールがイマイチ??なので残念。ピアニィの中の人の戦闘好きがかわいすぎて仕方なくなってきたー。形見のペンダントはやっぱそうですよねー。むしろこれまで全然触れられないのが不思議でしょうがなかったです。続き楽しみ。