ソード・ワールド2.0リプレイSweets(3) つきぬけ魔剣はぬけめがない! (富士見ドラゴンブック)
- 富士見書房 (2012年6月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829146767
作品紹介・あらすじ
女刺客・エレンの持つ魔剣の力により、魔剣の中に吸い込まれてしまったエマーラとギルロック。二人が魔剣からの脱出を目指す一方で、残されたソフィたちはエレンの背後に潜む黒幕に迫るべく調査を開始する。「内」と「外」で、分断されたパーティによるふたつのセッションがスタート!そして一行は、首都カッレオに渦巻く巨大な陰謀を知ることになり…。今回の冒険はスイートかつちょっぴりビター?絶好調のさなえワールド、第三弾。
感想・レビュー・書評
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安定の出来ばえ
「人間なんだから[運命変転]すればよかったのに。
きっと、その日の朝にホットケーキひっくり返すのに使っちゃったのよ。」
のところや
イラストでエマーラとギルロック、エレンなどが目立っていたのが印象深い
次巻で終わりらしいがあまり高レベルになるようなメンバーでもないし
魔剣種や話のまとまりとしてもそんなものかも詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一見おちゃらけたノリのリプレイですが、よくよく読めば登場する魔剣の設定はかなり考えられたものだとわかります。突発的に発生した想定外の状況を逆手に取って、よりおもしろい展開につなげるあたりはさすがです。
これまで割と軽いノリで進んできたシリーズですが、この巻の終わりでなにやらシリアスになってきました。次巻が楽しみです。 -
少しお得な気分になれる4エピソードの収録。
話数のカウントとしては3話分という事になります。
2巻からつながっている前3エピソードがメインと言う感じですが、最後のエピソードも4巻へそのまま繋がりそうで、強い引きになってます。先が気になる。
今回は魔剣だけじゃなく、NPCも魅力があってよかったと思う。(ダイス目が醸し出した気もするけど)
シナリオの方も、PCの選択で難易度が変わってくるというTRPGらしさが出ていてよかった。