ソード・ワールド2.0リプレイ with BRAVE(2) 戦乙女のオデッセイ (富士見ドラゴンブック)
- 富士見書房 (2012年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829146958
作品紹介・あらすじ
ダグニア地方、ダノス海で始まった人族と蛮族の全面戦争!!セフィリア神聖王国を中心とする蛮族討伐の大艦隊は"ギルツークの光"の斉射を受けて深刻な損害を蒙り、フィオ姫は海原へ投げ出されてしまう!?一方、"聖剣"の封印を解くべくグロリアス号で旅立った"戦乙女"聖戦士ヘザーは、懲役290年の罪に服役していたオルネッラとレギンを解放し、ルキスラ帝国へ向かう。しかし、帝国の上空で超弩級サイズの飛空船にパーティ全員が拘束されてしまって-。
感想・レビュー・書評
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ううむへザーがそんなに悪いわけではないと思うのだが
やはり王子と姫の魅力がこの作品の肝なのだなあと
分けられると改めて思う
他のキャラたちもこの2人を中心に絡んでいるのがよくわかる
あと絵のことはあまり言いたくないがオルネッラが別人すぎる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一応は蛮族に分類されるが穏健派であるマーマンに対するフィオの葛藤場面、セオドアの言う「超兵器を破壊するか利用するか」という場面など、パーティー内の葛藤が多く描かれる。ロイは安定してまったくぶれないな。
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2巻はヘザー編が2本、ロイ編が1本。
ヘザー編は安定しているの一言。助っ人加入のオルネッラとレギンも、適度にふざけつつ的確なロールプレイをしています。対してロイ編は、相変わらずフィオがうざいです。ロールプレイとしてのキルバルバロスは理解できないでもないんですが、キャラの演じ方がうざすぎる。この世界に生きる人族の軍人としてのセオドアの発言は、現代の日本人的な視点ではどうかと思ってしまいますが、これはこれで的確なロールプレイだと思いました。 -
雑誌発表済みの2エピソードと、書き下ろし1エピソードの3話収録。
ヘザー達のパーティの方は、あの二人が参加することで一気に賑やかになった感じ。今後はヘザーの出生周りでドラマが色々と起きそうで面白い。先が気になります。
一方のロイ達のパーティはプロローグもエピローグもホットな展開で、こちらも先が気になります。
ただ、ロイ組の方はフィオがエキセントリック(笑)なせいで、他のキャラの印象がだいぶ薄くなってる気がします(苦笑)。レーシィは所々で光るセリフがあって、今後フィオとの掛け合いが面白そうです。
シナリオの方は少々ギミック不足というか、一本道ルートになっているのが個人的に物足りない。もう少し動的なシナリオ展開のほうが好みです。