『子供之友』でデビューした村山知義が遺した、子どもに贈る昭和初期のモダニズムの宝石。
村山知義(むらやま ともよし)1901~1977 東京生まれ。東京大学を中退、ドイツに遊学。ドイツ表現主義美術運動を日本に紹介。プロレタリア文学運動に参加。劇作演出に活躍。また童話雑誌「子供之友」や「コドモノクニ」で表紙絵、さし絵などを描く。戦後「新協劇団」を組織、のち東京芸術座の代表として演出など多方面で活躍。著書に『忍びの者(全5巻)』(岩波書店)、絵本に『しんせつなともだち』(福音館書店)、さし絵に『巨人の風車』(理論社)などがある。 「2017年 『おなかのかわ』 で使われていた紹介文から引用しています。」