鴆 天狼の眼 (Canna Comics)

著者 :
  • プランタン出版
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本棚登録 : 82
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829686614

作品紹介・あらすじ

このBLがやばい!第4位獲得、
大人気人外BLの完全新作が登場!

この国には、鴆(ジェン)という鳥人がいる。
有毒の食物を好んで食べ、
体内に溜め込んだ"毒"を"色"に変えると、
鮮やかで美しい羽根をつくる。
毒の強さと虹色の羽根は鴆の誇りだった。

シリーズ第3弾は、高貴な白い鴆×罪人。
最愛の想い人を亡くし傷心したままの
鴆・ティェンランの元に
捕らえられやってきた盗賊のリュイ。
任務を請け負うことで
一度は処刑を免れることになるが――。

「どうか、真っ当に生きてくれ。逃げるんだ」

感想・レビュー・書評

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  • 3冊目、満を持して人外×人間です。「色」が重要な役割を持つシリーズで特に「色」に特化した作品。だから設定の使い方がうますぎるんですよ。リュイの性格がまじで最高。読み終わったら先生のツイッターかピクシブで表紙の別カラーを見て欲しい。
    このシリーズもここで一旦区切りということで、さみしいですが本当にたくさんのものをもらいました。ヒト×人外、人外×人外、人外×ヒトで3作も読めるなんて贅沢でした。一生こころの大切なところに置いておきたい作品たちです。ありがとうございました!

  • いやぁ…もう本当によかったです…。感動。鴆シリーズ最後の巻なんですね。ずっとみていたいです。
    品評会を控え番を娶るであろう鴆ティェンランと捕まれば処刑されてしまう罪人リュイ。一緒になることはないであろうとわかっていながら、互いに自分は顧みずに相手の幸せを願っての行動が切ない。
    最終話(八話)はずっと涙出っぱなしで最後は決壊しました。ラストは、ツァンとして生まれ変わったところから、美しく切なくふたりの色彩も感じられ映画みたいに感動的でした。

    鴆はみんなかわいいけどティェンラン威厳さえあったのに恋したとたんに可愛くて。攻のくせに可愛くて受け身っぽいのに、ラブラブな後日談はリュイって前の名前で呼んだ時には攻らしくてかっこよくてときめきましましでした。

    文善やよひ先生のツイッターやpixivなども拝見しました。リュイにしか見えないティェンラン(天狼)の羽根色(ため息が出そうに美しいです…大きなポスターでほしいです)リュイにはよく見える天狼星…名前の漢字も意味があってつながってるんですね。漢字だけでなくシリーズ通して全体的に設定が深く練られててるし、イラストも壮大で美しくて、小さいスマホやPC画面でしか見られないのもったいない…イラスト集出して欲しいです。

  • 前の2冊と比べるとイマイチ。
    単にリュイが好きになれない。
    あと脇役でいいからメスのジェンが見てみたかった。

  • 文句なし!素晴らしい作品!!
    惜しむらくは色が印刷されないだってことだね。
    ジェンの美しさ、特に今回は赤と青の色とか輝く感じとか、ぜひカラーで見たかったなぁ。←いや、逆に、だからこそ鮮やかな色彩を妄想するのかな?それならそれで、それ込みで凄い作品だよね!
    お話は本当に、バッチリ大好きな内容で、やっぱり何と言っても溺愛サイコーって感じです。文善先生のこのジェンのシリーズは、美しくも悲しいジェンとジェンスーのお話で、その物語そのものの美しさと、決してリアルではないのにリアルに感じられる感情や表情や色彩が素晴らしいよね。
    久々前作3作品を読み直したけど、やっぱり素晴らしく可愛らしく美しいお話で、一つの設定として素晴らしいっす。本当いいよね。
    献身的溺愛最高でした。
    また同シリーズをぜひ描いていただきたい!!

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