弘法大師空海のことば100

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831860729

作品紹介・あらすじ

空海の遺した著作から「ことば」を選び、史実から現代までの幅広い主題と合わせて、真言宗僧侶の観点から現代にも通ずる教えを読み解く一冊。今、生きる人へ届けたい、百のことば。



【本書の特色】
・百話を読みやすく、「おもう」「もとめる」「であう」「よろこぶ」と大きく四章に分けた。

・見開きで、右ページにはことば(原文)と書き下ろしの現代語訳、左ページには本文。一話単位で読みやすいページ配置に。
・全てのことば(原文)に引用文献を明記。
・全てのことば(原文)にフリガナをふることで読みやすく、ことば(原文)自体にも親しめる仕組みに。
・本文も一部増補・書き下ろしを行い、さらにわかりやすく。

・巻末には、索引を兼ねた一言用語解説を新設。

空海の教えに親しみつつ触れることができる一冊となっている。



【ことば例】
・朝夕涙を流し 日夜に慟を含むと雖も、亡魂に益なし『性霊集』
・我れ先に汝が来ることを知りて相待つこと久しかりつ『御請来目録』
・谷響を惜まず 明星来影す『三教指帰』
・六塵はよく溺るるの海 四徳は帰する所の岑なり
已に三界の縛を知んぬ 何ぞ纓簪を去てざらん『三教指帰』
などほか。

著者プロフィール

1937年東京に生まれる。東洋大学文学部仏教学科卒業。川崎大師教学研究所所長、文学博士、など経て、現在、大正大学名誉教授、種智院大学客員教授、真言宗智山派成就院長老。著書:『理趣経の研究―-その成立と展開』(国書刊行会)、『空海思想の探究』(大蔵出版)、『空海要語辞典Ⅰ~Ⅳ』『弘法大師が出会った人々』(以上、山喜房佛書林)、『新・弘法大師の教えと生涯』『弘法大師の手紙』『コトバのまんだら(1~4)』(以上、ノンブル社)、などほか多数。弘法大師空海著作の現代語訳も数多く手がける。

「2023年 『弘法大師空海のことば100 行動と教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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