ゆるキャン△ (3) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
- 芳文社 (2017年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832248045
感想・レビュー・書評
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私の屍を乗り越えてゆけキャンプ。ソロキャンじゃなくても、一人でぶらぶらしたいなあ。
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今巻でもリンはソロキャンプをしている。しかも、目的地は片道150キロ離れていて、そこまで碌に下調べせずにバイクに跨って向かってしまうのだから滅茶苦茶ダイナミックな旅程である。
そこでは当然のように通行規制が有ったりするのだけど、リンの祖父の言葉を借りればそれこそ「行き当たりばったりも旅の楽しみ方だ」ということらしく。
キャンプ場に向かう途中で犬に吠えられたり、女の子に手を振ったり、暴走族に囲まれたり。何よりも旅が行き止まったかに思えた場所で山登りするお姉さんにほうじ茶を貰ったり。こういった出会いの一つ一つが旅の楽しみの一つであると言えるのだろうなぁ
また、本作は旅やキャンプの楽しみ方を現代的な価値観によって共有しているのだけど、この巻でもそれは健在。
リンはナビを持っていてもキャンプ場への道には不案内。そこでなでしこや千明がまるでナビゲートするかのように近場の観光スポットを教えてくれるのは面白い描写
二人のナビによってリンだけでは知ることもなかっただろうわんこ寺に立ち寄る事が出来たのは良い流れ
そしてこの巻で最も印象深い描写といえば、寝過ごしたリンが焦って向かったキャンプ場の手前で通行止めに出くわしたシーン
もう暗い夜道に突入していて、ここから道を戻るとなればとんでもない回り道で。そんなパニックになりそうな状況で千明がリンに助言してキャンプ場まで辿り着かせる展開は胸が温かくなるね
元々、リンにとって千明は苦手なタイプだったようだけど、この瞬間から千明への印象が変わったのではないだろうか?
……そんな変わった筈の印象を持ってしてもグルキャンに参加しようとしないリンには苦笑いしてしまったけど
でも、ここで斉藤がリンの心を変える一言がまた良いんだよなぁ。
斉藤はリンをグルキャンに誘う際に「一人キャンプよりもグルキャンの方が楽しいよ?」とは言わない。あくまでも「みんなでやるキャンプは違うジャンルの楽しさがあると思うよ?」と言う
リンが好むソロキャンを尊重しつつ、キャンプ好きなら思わず食指が動くような言葉でもってリンを誘う
だからこそ、リンもようやくにしてクリスマスキャンプに参加する気が起きるのだろうなぁ、と読者は優しい気持ちで納得できる
本当にこういった相手の価値観を尊重する描写の数々は本作ならではの描写と感じられて、ゆるキャンという作品がどんどん好きになってしまうね
巻末にはへやキャンがかなりのボリュームで収録されている
へやキャンではキャンプ描写はなく小ボケの連続だけど、そのゆるさが何とも本作らしさに溢れているね -
陣馬形山での志摩リンのソロキャンプメイン。行き当たりばったりの旅もいいかも。
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2021/01/19 1
2023/03/11 2 -
第3巻。1~2巻が面白かったので今度は3~5巻を購入。夜景とかの描写がいい。
アウトドア屋は行くだけで楽しい。あー、こんなのもあるんだとか、実物見て意外と小さいのねとか、これはごつくて建てれんわとか。
そこそこの質のキャンプ道具は長く使えるから、揃えてしまえば、あとはガソリン代・燃料代・キャンプ場代(無料もある)だけなので、そんなに高い趣味でもない。でも、学生さんには道具を揃えるところが厳しいのは確か。親とかが持ってないと厳しいよね。そういや、ウチにも使ってない二人用テントあるなあ。
見晴らし系のキャンプ場は、確かに風が強くて建てるのと撤収に苦労する。デカいのはテントごと持ってかれるし、ポール曲げちゃったこともある。でも、やっぱり見晴らしいいとこに建てたくなる。最近は混んでていい場所取れないことが多いけど。 -
リンちゃん、長野県上伊那にソロキャンプ。アクシデントながらも、楽しめたんじゃない?
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リンちゃん駒ヶ根ツーリング編収録。
相変わらず作者のキャンプ知識や、ドラマには圧倒される。 -
ほうとう。焼き肉まん。食べたい。
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ワンコー