ローカル女子の遠吠え (7) (まんがタイムコミックス)

著者 : 瀬戸口みづき

• 芳文社 (2020年12月7日発売)

感想・レビュー・書評

[まろんぱぱさんの感想 · 2021年1月10日]

ローカル女子の遠吠え (7) (まんがタイムコミックス)

相変わらずな「しぞーか愛」溢れる作品。

富士山過激派は相変わらず。ダム女の穂垂さんの恋うまくいって欲しいなぁ。
雲春が何気に有野家に侵食中です(笑)
りん子の父がチラッと出現ですが、そこまで深刻なストーリーじゃないし(笑)
油野さんの中居さんコスは見てみたい(笑)
りん子もラブコメ？雲春君のライバル？五樹が登場だけど、りん子も雲春もその路線はないみたい(笑)
パワハラネタは、あのハッチの言葉に納得です。私も体験しているだけに、ちょっと共感。
りん子さんはダム顔だそーで(笑)

あ、何気なサービスカット、りん子さんの下着姿！(笑)でも上下お揃いでないのはりん子さんらしい(笑)

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[なにがしさんの感想 · 2022年12月11日]

冠婚葬祭は地方の特色出て興味深いですね。

[clamamusさんの感想 · 2021年7月25日]

　静岡ローカルネタ+今時なゆるーい会社風景を描くシリーズの７作目。
　今回もまた面白かった。
　ストーリーの方程式が堅固で、派手な展開はなくとも堅実に面白い作品である。

　作品の軸足は20代中心のキャラたちの思い悩みに重きを置いている印象があるが、静岡ローカルネタもまた変わらず色濃い。
　パンの日（4月12日）の元となったパン祖・江川太郎左衛門英龍（韮山反射炉の建造を命じた人）の話や、そういやまだ話されてなかった清水次郎長といった偉人の話が一つ。
　あるいは「東京の奥座敷」熱海の変遷や、時代物で使われがちな蓬莱橋、熱海・函南にある県内のJR的現代の関所（ICカードのエリアまたぎ）のような地域ネタや、盆義理・遠州大念仏といった風習ネタまで配備。
　意外に描かれる機会が少ない方言の類（ちょびちょび）は、ちょっと新鮮な感もあった。案外ネタにされてない印象があったので。

　移住希望地全国３位に輝く静岡をゆるーく描きながら、そこはかとなく世知辛い現代の若者も描く内容は面白くも辛い作品である。
　その世知辛さも含めてコミカルな仕上がりで、読みやすさもある。
　改めて面白いなあとしみじみ思いつつ、星五つで評価したい。

　なお、うちも有野家同様にとろろ汁は濃いめの味噌汁で作る点は付記したい。あんなにでかいすり鉢ではないけども。
　青ネギや焼きのりも入れると美味しい＆食感のアクセントになるのでお勧めです。