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- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832928718
作品紹介・あらすじ
日本の庭造りとヨーロッパのガーデニング,そこに彼我の植物文化の違いを鋭く見抜いたのが中尾佐助である。本巻では「庭園と花文化の類型」を読み解くための「花の美学」にかかわる著作を,「中尾園芸文化論」として集成した。またカラー口絵として中尾佐助自身の撮影による写真を「中尾佐助が好んだ景観」「中尾佐助が愛でた花々」として24頁にわたって収録した。主要著作であるダショー・西岡京治氏との共著『ブータンの花』,1987年の毎日出版文化賞を受賞した『花と木の文化史』,これらのもとになった著作とその後の展開を楽しんでいただきたい。
感想・レビュー・書評
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令和になってしまったのでなんか。
梅や桜など 果実が食ふたら美味いもの以外に、雑草と言ふよくわからないものも愛でてしまふ東アジアと言ふか偶然「ざっくりモンゴロイド系とか」の花萌え文化がどうたらと言ふのが、ふーんな感じである。
澁澤龍彦先生のエッセイで、「かなり後の研究によりアドニスの園の植物は、実用性のないものだった」といふ指摘があったが、ギリシャの庭園は、喰ふたらうまいものだけが生えてゐるさうなのである。へー。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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