- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833419499
感想・レビュー・書評
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プロフェッショナルマネージャー・ノート
1.購読動機
プロフェッショナルマネージャー読了済みを復習したかったこと。
社会人20年以上経験していると自身の型、癖があること。
それを基本から組み直したいから。
2.経営者ユニクロ柳井社長
一代でユニクロを作りあげた方。
メディアを通じて、学びたいと思うことの一つが言葉。
循環型のものづくり、そして組織体制への想いが、理解しやすい言葉で語られているから。
その柳井さんの推奨がプロフェッショナルマネージャーです。
この書籍は、その本を速習の名前のとおり、要約したものです。
3.私の型直し
①目標から逆算すること。
②勝ちパターンを固めること。
③結果でるまでやり直すこと。
このあたり不足です。
身体ではなくて、頭の使い方をかえて、残りの人生で、経営理念に近づける働き方を模索します。
#2021 新しい働きかたへ
#読書好きな人と繋がりたい
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原典を読む前に、こちらを読んでみました。
要約されていますが、なるほどと思う点があり、原典をじっくりと読んでみたくなりました。
おそらく、それが狙いの一つなのでしょう。
経営することの本質を学び、実践したいと思います。 -
経営とは、理論ではなくて、たてた計画を最後までやりきること。
優れたマネジャーは、勉強の結果ではなく、事業の伸長とともに成長する。
数字ではなく、事実を見極めることが大事。
最後は、事実が決定に導いてくれる。 -
ビジネスのHowtoというよりも、心構えに重点が置かれた本。
気に入ったフレーズ
もし諸君がビジネスで成功したかったら自分が属する場所で上位20%のグループに入ることが求められる。
もし経験を積むつもりなら年をとりすぎないうちに、急いで積んだほうが良い。
唯一の間違いは「間違いを犯すこと」を恐れることである。
人間を類型化して判断しても何の役には立たない。仕事をさせて初めてどんな人かが分かるのだ。
何かをするなと命じるのは構わない。しかし本人が納得しないことをさせたかったら、納得するまで説得しなくてはならない。
訪れた機会をしっかりと認識し、それ以前に誰もやらなかったやり方でその機会を生かしなさい。 -
ゴールはどこか。
ゴールのために何をするか。 -
経営者とは…
そこについてわかりやすく、簡潔にまとまっていました。
定期的に繰り返し読もうかなと思わせてくれる内容でした。
自分に足りないと思っていた部分を再認識。
数字の落とし込み、見せ方、マインドセット。
これからも日々頑張ろう! -
紙が分厚くて読みにくい。内容も特に新しさがなく、原著をしっかり付箋を貼りながら読むべき。柳井さんのコメントを入れて売っているだけで、買うべきでなかった…
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僕はもともと「商売はうまくいかないもの」だと思っています。「過失(失敗)はビジネスにつきものの一面であり、重要なのは自己の過失に立ち向かい、それらを吟味し、そこから学び、自己のなすべきことをすること」とジェニーン氏も明言しているとおり、失敗を恐れていてはいけません。失敗を失敗としてとらえ、なんで失敗したかを考える人は失敗から学ぶことができます。そういう人には次のチャンスがあるでしょう。いい仕事をしようとしたら、どうしてもリスクをとらなければなりません。僕も社員には「失敗しても命は取られないから」と常々言っています。
■唯一の本当の間違いは“間違いを犯すこと”を恐れることである!
ジェニーンは厳格な経営者でしたが、部下たちがときに間違えたり、たまに過失を犯したりするのは恥でも不面目でもないと本気で考えていました。過失はビジネスにつきものの一面であり、重要なのは自己の過失に立ち向かい、それらを吟味し、そこから学び、自己のなすべきことをすることだと明言しています。
しかし、ITTの経営を引き受けた当初は、身近なエグゼクティブたちにでさえ、その気持ちは伝わってはいませんでした。彼らの報告書に関して2、3の質問をしているうちにその人物が事実を知っていながら、それを提示するのをしぶっているようなケースには、いやでも告白せざるをえないような質問の仕方をしました。彼は単に事実を知り、問題解決に対する最も効果的な方法を思案したかったからです。
揺るぎのない事実を見つけ出すこと一つまり、そのためには終わりのない訓練が必要なのだと、彼は言います。「それは事実か?」と相手に聞いてから、忘れずにそれにプラスして、「それは本当に揺るがすことができない事実なのか?」と、念を押してたずねる習慣をつけろと言うのです。
企業家とマネジャーの違いは、主として態度の違いです。企業家は特に創業当初、自分が成功か失敗かの境目に立たされていることを承知しています。たった1つの失敗で破滅してしまうかもしれない。だからこそ市場に浸透し、しかるべき量の売上げを挙げ、さらに前進するために資金を稼がなくてはなりません。他の人々が5時に退社しても、事業の発展の妨げとなる問題を解決するために日夜を問わず、心を砕く必要があるのです。そしてそれこそが“経営”なのです。
■何かをするなと命じるのは構わない。しかし、本人が納得しないことをさせたかったら、納得するまで説得しなくてはならない
ジェニーンは事業部や子会社のマネジャーに対して、本人が納得できないことをせよと命じたことは決してありません。最高経営者たる者は皆、そうすべきだと考えていました。
「人に何かをするなと命令するのは構わない会社で火事を起こすなとか、5億ドルの新工場を今年は建てるなとか。しかし、本人が納得しないことをさせたかったら、納得するまで説得しなくてはならない」と彼は言います。
その理由の1つは、『これは命令だ』と無理にさせたら、命令した人間がその決定の責任をとらされることになるからです。
「命令された人間に、あとで『結果はごらんのとおりさんざんでした。しかしこれは私の責任ではありませんよ』と命令した人間に言う権利を与えてしまう。実際、このようなとき、命令された人物は自分が正しくて相手が間違っていることが証明できて、ざまあみろと言いたいくらいの気持ちなんだ」一つまり、ジェニーンは納得しないことを命令された人間は、モチベーションを落とすどころか、心の中でうまくいかないことを願う気持ちさえ生まれることを知っていたのです。
しかし、いくら説得しても相手が納得しないことはまれではありませんでした。
「子会社の最高経営者が親会社の最高経営者と同じくらいの自我と自信を持ち合わせていたとしても、別に不思議ではない。だから、どちらの人間が正しいかということを問題にしてはいけないんだ。誰が正しいかではなく、何が正しいかビジネスで重要なのはまさにそこなのだ」
このような態度で接することが敬意を持って人を遇することなのだと彼は述べています。ジェニーンはどれだけ説得を重ねても相手が納得しないときでさえ、頭ごなしに命じることはしませんでした。
「どうしても思いどおりにやりたいのなら、日夜よく研究して、自分が何をやっているかを自覚してやりたまえ。けっしてやみくもに何かをしないように。君が困った立場になるのは、君が状況に関する事実を十分に探求しなかったために物事がおかしくなったのだということが判明したときだ。そういう諒解のもとで、やりたいようにやりたまえ」という言い方で、やるかやらないかを相手に決断させました。相手の自尊心を尊重しつつ、選択の責任を相手に委ねるという態度を表明したのです。
それはけっして功利的な打算からではありませんでした。たとえ相手が間違っていることがわかっていても、なお彼が正しいと願うそういうジェニーンの“公正さ”や“ジェントルマンシップ”がそうさせたのでした。 -
とても読みやすい。
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プロフェッショナルマネージャーを読む前の入門として。
エッセンスは分かった。プロフェッショナルマネージャーの方を早く読みたいと思う。