激情の園 (ハーレクイン・ロマンス 1356)

著者 : ミシェル・リード 大島ともこ

• ハーパーコリンズ・ジャパン (1997年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[4everさんの感想 · 2011年4月30日]

R-13５6マドライン・ギルバーン　親友の兄銀行家ドミニック・スタントン
Ｂ

[daiana-pさんの感想 · 2008年4月8日]

２２歳のマドラインは、４年前故郷イギリスを離れざるを得ない出来事を引き起こし、幼い頃離婚してボストンにいる母のもとで洗練された女性になるべくしつけられてきたが、義妹の結婚式に出席するため戻ることになり、帰国そうそうドミニクと再会する。彼こそが故郷から逃げるように母のもとに行かせた張本人で、１８歳の頃のマドラインだったら我慢できない感情のほとばしりを見事に抑制し、父親をふくめ家族やドミニクの前で別人のようにふるまう。だが結婚寸前だったドミニクとの別れが原因で両家が不仲だと知り、ドミニクと話し合いよりが戻ったふりをすることになり、４年前の気持ちがそのまま残っていることに気づくが・・。
十歳の歳の差を気にするヒーローは、ヒロインの一途な愛を信じられず、そんなヒーローをもどかしく思うヒロインが思い切った行動を取ったため、公衆の面前で恥をかかされ傷つき去っていくことになるが、その間もずっとヒロインを思っていたヒーローがグッドでした。