水都大阪盛衰記<新なにわ塾叢書3>★庶民の知恵、大阪の水運! (新なにわ塾叢書 3)
- ブレーンセンター (2009年8月7日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833907033
作品紹介・あらすじ
天下の台所を支えた水運。
そこには庶民の知恵があった!
今、その知恵の継承はあるか。
八軒家浜(旧港)から大阪港(新港)へ至るまでの水運や港湾建設などの専門的、
学術的な内容とともに、中之島から弁天町エリアの当時の生活・文化など、さまざまな文学的観点からも、
旭堂南海氏の講談を交え、「水都大阪」の光と影を浮き彫りにする!
★旭堂南海(上方講談師)書き下ろしの講談も2席収録!
感想・レビュー・書評
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たいへん勉強になった。たぶん。
大阪の地図を見ていて不思議に思っていた、町や堀川(跡も含め)が碁盤の目のようにきっちりした区画。水運を活かす、水害から逃れるための、整備の歴史だった。大事業だ。
『浪花百景』、ぜんぶ見たい。
ちなみに、新世界から道頓堀まで歩いた途中にあった電気街。江戸時代は宿屋町だったそうな/八軒家浜は、三十石船などのターミナル駅。舟客のための宿が八軒あったことが名の由来/素直な好奇心をたくさんもっている、これが大阪人のよいところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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