アンガスとねこ (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 340
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834003406

感想・レビュー・書評

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  • 知りたがりのアンガスは、ねこに興味を持ちます。
    家の中でソファにくつろぐねこを見つけ、そっと近づくアンガス。ところが、ねこは怒ってアンガスの耳を引っ掻こうとします。アンガスは吠えて、ねこはアンガスが届かない高いところへ逃げ出す。

    ねこの視点、アンガスの視点、どちらに同情するか読み手によって異なりそうな内容でした。 

    「アンガスとあひる」の2匹のあひるたちも、挿絵の中に登場。それを見つけた娘たちが大興奮していました。

  • かわいくて癒される絵本です。
    太々しいネコに背が低くて思うようにいかないアンガスのやきもきした感じ、いなくなったらなったで探しちゃうところもかわいいです。
    また、探してるつもりだけど探せてないあたりも微笑ましくて笑ってしまいます。
    疎ましく思っていても、いざいなくなると心にポッカリ穴が空いたように寂しくなるのですね。
    振り回されるアンガスに対して、ネコはただ自由気ままに振る舞っていただけなのに、犬に受け入れられたことをしっかり感じ取って馴染んでる様子がおかしい。

  • 原題 Angus and the cat
    by Morjorie Flack 1931
    瀬田貞二訳1974

    アンガスシリーズ2作目

    4分弱

  • 「しりたがりやの犬のアンガス、猫をおいかける
    知りたがりやの犬のアンガスは、スコッチテリアなので体が伸びても背は高くなりません。ある日、よく知らなかったこねこがうちの中にいました。アンガスは興味を持って追いかけますが、こねこはアンガスの背では届かない場所に行ってしまいます。何日も追いかけまわすうち、こねこはついには消えてしまいました。アンガスはがっかり! 犬とねこのしぐさや表情、工夫された絵の構図で、幼い子どもたちもひきつける絵本です。
    読んであげるなら 4才から
    自分で読むなら 小学低学年から」(福音館書店の紹介)

  • 何でもないやりとりの、犬のアンガスと、どこからか入って来たネコの関係。アンガスは一人で寂しかったのでしょうね。

  • アンガスが生き生きとしていて、絵の中に手を入れたら抱き上げられそう。
    脚が短いのに一生懸命に動き回っているのがとてもかわいい。
    追いかけるアンガスとつれない様子の猫の関係が、実家にいた犬と猫を思い出させてなんだか切なくなってしまった。
    あの子たちはもういないけど、絵本の中のアンガスと猫は永遠に生きていていいなあ。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/711431

  • アンガスとあひる、の方が好きだけど、こちらもアンガスのかわいさは変わらず。

    じゃまなようでいないとさびしい存在ってありますよね。

  • 1歳8,9か月

    アンガスとあひるが面白かったので。家にいた猫が気になり、追いかけるも、すぐに高いところに登る猫を捕まえようとするが、背が届かないアンガス。
    ある時、猫を探してもいなくなり、さびしくなるが、ひょっこり出てきて、ねこがいるのが楽しいことに気づく。

    アンガスとあひるのほうが面白いかなぁと思うが、猫好きなのでこちらもよくみていた。

  • アンガスのシリーズはどれも楽しいけれど、やっぱり、一押しはこれかな。最後がいいよね。

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著者プロフィール

1897-1958。アメリカの絵本作家。『Boats on the River』(未邦訳)が1947年コールデコット賞のオナーに選ばれる。そのほかのおもな作品に『アンガスとあひる』をはじめとする「アンガス」のシリーズ(福音館書店)、『おかあさんだいすき』(岩波書店)、『あひるのピンのぼうけん』(端雲舎)、『かあさんうさぎと金のくつ』(徳間書店)などがある。

「2023年 『ウィリアムの子ねこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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