ラギーラグ―ワタオウサギの子どもの物語 (シートン動物記 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006278

作品紹介・あらすじ

シートン動物記は、シートンが自然のなかでくらし、動物とふれあってえたやさしい言葉でいっぱいです。「4歳から94歳までの、子どもの心をもつ読者にむけて」、わかりやすい文章と美しい絵でつづられ、動物たちのほんとうの魅力を伝えています。自然に共感し、動物に心をよせたシートンは、ワタオウサギの子どもラギーラグの成長と、お母さんウサギの愛情の物語を描きました。子どもの読者は、この物語を読むうちに、野生動物とともに自然を楽しみ、自然に学ぶことのたいせつさを知っていくことでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • ワタオウサギのラギーラグとそのお母さんのモリー・コットンテイルは湿地帯に住んでいる。そこには湿地帯だけではなく、森やバラ園、人間が作った有刺鉄線の柵などがあり、母ウサギのモリーは幼いラグにそれらを有効に活用し、天敵から身を守る方法を教え育てている。


    シートン動物記は私が子どもだった頃から学校図書室にあったはずですが、一度も読んだことがありませんでした。この度、興味を惹かれて読んでみて、その説得力に驚き、シートンの紡ぐ物語に没頭しました。
    ワタオウサギ達の最期には涙が出ましたし、訳者あとがきによる、シートンの手紙でさらに涙が出てきました。
    こんな素敵なお話を今まで知らなかったことが悔やまれました。読んでよかったなと心から思います。

  • シートン動物記はいくつか読んだのですが、これが一番好きですね。
    お母さんうさぎのモリーが死んでしまうところは涙涙でした。モリーこそはほんとうの英雄でした!自分が感じる小さな世界で、全力をつくして生き、はたらいて、そして死んでいったほんとうの英雄です。
    そうありたいです。

  • 読まず嫌いだったシートンが好きになりそうです。

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