くさる (かがくのとも傑作集 42)

  • 福音館書店
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (27ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006728

感想・レビュー・書評

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  • 読み聞かせにもっていってあげたいな。
    腐るって事が難しすぎずに描かれていて、この一冊から色々なことを感じられるように思う。

  • 普段何気に言っている「これ腐ってるかもしれないから捨てるわね」「ほっとけば土に還るから」
    都会に住んでいると、それが実際にはどういうことかわかりにくいかもと思って借りてみた。
    あんまり科学的すぎると読み聞かせる側もだるいと思ったけど、これは科学絵本としてちょうど良い塩梅に感じられた。
    今回ブクログに載せるためにググってみてびっくり、『ぞうくんのさんぽ』の作者!どうりで絵のバランスが取れてるわけだ。

  • おいしそうなごちそうも、ずっとそのままにしておくと、だんだんいやなにおいをだす。くさったからだ。でもくさったたべものをたべる、むしがいること、あなたはしってるかな──?
    生ゴミを昆虫や微生物が食べて土に還り、植物の栄養となる。そして再び人間や動物の食べ物となり、残った物や死骸は土に還る。壮大なテーマを分かりやすく絵本にしたもの。同タイトルの特装版(2007年刊行)を、表紙に惹かれて読了、まさか『ぞうくんのさんぽ』と同じ作者だとは。元は1981年刊行の作品と古いですが、ものが腐ることの大切さが今でも充分伝わる良作で面白かったです。おすすめ。

  • 食べ物の行く末、命のめぐり、エコのはなし。

  • くさり、土にかえり、また命を育む…

  • 長男4歳。幼稚園での配本で購入。
    生ゴミを捨て忘れたらくさっちゃった!
    庭に堆肥として埋めるお母さんと、娘の会話です。虫が食べたらうんこでいっぱいになっちゃうと心配になる娘と、笑って秋になればわかるわと説明するお母さん。今の家庭事情ではなかなか庭で堆肥を作ることは出来ませんが、普段「ばっちくなっちゃったから食べないで」とだけ言っている事象を、本を通して少しでも会話できるのはいいと思います。今は理解出来なくても、そのうちわかってくれるかな?

著者プロフィール

なかのひろたか 1942年、青森県生まれ。桑沢デザイン研究所リビングデザイン科卒業。アニメーション・スタジオ、デザイン会社勤務を経て、現在は絵本の創作に取り組んでいる。作品に『ぞうくんのさんぽ』『ぞうくんのあめふりさんぽ』『ぞうくんのおおかぜさんぽ』『なきむしおばけ』など、絵を担当した作品に『3じのおちゃにきてください』『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』『ゲーとピー』『カユイ カユイ』(以上、福音館書店)など多数。

「2019年 『かめくんのさんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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