母さんの小さかったとき (福音館の科学シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008036

感想・レビュー・書評

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  • 昭和の女の子の生活を丁寧に伝えた絵本。

    おやつ、遊び、お手伝い、学校のこと、特別な楽しみなど子どもが気になる分野が次々に紹介される。

    質素だけれど豊かな生活。野山で取れた木の実をおやつにできる幸せ。台所の描写など、見入ってしまう。ご飯はお釜でたき、おひつに入れる。竹籠やせいろや鉄鍋が主役になり、流しの下には味噌か梅干しが入っているであろう壺がおさまっている。不便な分、時間や手間をかけることで得たものも多かったろうと思う。

    子どもの頃、これを読んでろうせきやリリアンを買ってもらい夢中になったことを思い出した。

    あとがきにある「子どもだったころの気持ちと、いま、子どもたちのまわりで失われつつある大切なもののことを、お母さんたちがもう一度思い出してくれたら…」という言葉がしみる。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00163420

    石けり、おままごと、紙芝居屋さん、お手玉、お風呂屋さん……どれも昭和の懐かしい暮らしの一つ一つです。 この本は、1950年代から1960年代ごろの子どもたちの暮らしを描いた本です。(出版社HPより)

  • 写実的だけど、イキイキした表情の子供たちが良い。

  • 4-8340-0803-7 72p 1988・6・25 ?

  • 今やばぁばの時代のことばかりだけど、忘れたくない無くしたくない遊びが満載で、娘にプレゼント(^^)

  • 昭和20-30年代の風景でしょうか.
    祖父母に読んでもらうと、祖父母は懐かしみ、子どもは教えて欲しがりで、お互いに楽しめるであろう一冊.
    遊びやおやつのことだから子どもも興味津々です.

  • 遊び、手伝い、学校、家族、銭湯、テレビ、紙芝居、駄菓子屋。昭和30年代に町に住んだ子どもたちの誰もが経験した一時期を、あざやかに描いた、大人も楽しめる絵本です。

    裏表紙の内側に「たかいし」とペンで書かれています。カバーが3センチほど破れています。落書き、折れなどがなく、よい状態です。

  • 請求記号: 384 オ
    資料番号:020054680

  • 戦後、1950年代生まれまでの人がモデルだろう。20年前の本なので、自分にとっても知らない世界だが、話には聞いたことのあることが多く、興味深い。子供が何度も読みたがる本だ。

  • おばあちゃんが孫に語る、お母さんの小さかったときのお話。

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