ゆかいな農場 (世界傑作童話シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008296

作品紹介・あらすじ

森も農場も大さわぎ!言葉を話す動物たちと、幼い姉妹がくり広げるゆかいな毎日。

感想・レビュー・書評

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  • クジャクのように美しくなりたい!農場の動物たちは、「クジャク式ダイエット」を開始。リンゴの種をひとつぶ食べ、水を一口。体操やスポーツも欠かせない。

    (『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部 より)

  • 動物たちと女の子とのやるとりがとてもかわいらしく、楽しく、時に切ないです。

  • 農場の二人娘と動物たちが繰り広げるタイトル通りのゆかいなお話7篇、なのですがかなりブラックなユーモアを感じます。子ども向きにしては毒があるような…。特に「ニワトリの家出」など。ヨーロッパの昔話の雰囲気があります。所詮は家畜である動物たちが健気に思えるのは大人が読むからでしょうか?挿絵が可愛いです。

  • デルフィーユとマリネットは、農場にすんでいました。いつもいいこではいられない二人、農場の動物たちといっしょにいろんなトラブルをおこしてしまいます。でも、二人が困ったときにたすけてくれるのも、動物たち。ゆかいななかまたちの、ゆかいなお話です。
    動物は、人間と一緒に暮らしていても、「食べられてしまう」運命からは逃れられないことや、年老いたら死んでいくこと、そして生き方こそが死に方を決めること…。楽しいお話の中に、子どもに媚びない作者の強い信念が感じられます。

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著者プロフィール

マルセル・エーメ  作者マルセル・エーメ(1902~1968)は、フランスの小説家、劇作家、児童文学作家。さまざまな職業についたのち文学者として出発、“詩以外のすべてのジャンルにわたる”と言われる多彩な文筆活動を展開しました。代表作『壁抜け男』(小説)、『他人の首』(戯曲)などは、日本でもよく知られています。

「2010年 『ゆかいな農場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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