ねこのオーランドー (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 227
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008944

作品紹介・あらすじ

ご主人から念願の夏休みをもらったお父さん猫のオーランドーは、意気揚々と家族ぐるみのキャンプに出かけました。気持ちよく乾いた場所にテントを張って、いよいよキャンプの始まりです。オーランドーは、子猫たちにあやとりを教えたり、釣りを教えたり、ハイキングに出かけたりして、楽しく過ごします。そして最後の晩は、キャンプファイヤーを焚いて、歌ったり踊ったり…。猫たちの楽しそうな様子が、大型の画面一杯にあふれます。

感想・レビュー・書評

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  • オーランドではなくオーランドーなのね。
    マーマレード色の猫、オーランドー。
    奥さんのグレイスに三匹の子猫。
    ご主人からお休みをもらって家族でキャンプにお出かけです。
    虹を追いかけたり、魚つり、牛からミルクをもらって、川で遊んで、キャンプファイア。
    快適そうなキャンプの様子も楽しいけど、猫たちの表情がユーモラスで可愛くて、触りたくてゾクゾクする。
    泳ぎが初めてでオーランドーに捕まって威張るティンクルの様子。毛虫も友達で楽しそう。
    山からの帰路は子猫は疲れて欠伸してる。
    郵便局で切手相手に奮闘する姿。
    そうそう、猫ってこうなのー!と可愛くて可愛くて悶える。
    色鮮やかで優しい絵が虫さえも微笑ましい。
    猫を堪能できる絵本。

    オーランドーとティンクルと白い子猫が可愛いの!M7

  • シリーズ3冊の内の第1冊目。

    ねこのオーランドーとおくさんのグレイス、三びきのこねこたちがキャンプに行くお話。

    テントを張り、虹を追いかけたり川で釣りをしたり泳いだり、写生をしたり、毛虫で遊んでいて犬にほえられたり、夜には殺虫剤を撒いたり、キャンプファイアをたいて、みんなで歌を歌ったり。オーランドーはみんなのために次から次へと面白いことを考え、家族を楽しませるのでした。

    人間のように車を運転したり料理したりする猫の家族が、色鮮やかに描かれている。


    こねこたちがサングラスをかけるところや、殺虫剤をまくので目を押さえている絵、犬から逃れ岩の後ろに隠れてしっぽのさきをケムシに見せる場面や、お皿を拭いたり料理できのこを細かくする時のやりかただったり、絵をじっくり見るとおかしみを感じるところがたくさんある。作業をしている時にオーランドーとグレイスがしっぽをさりげなく結んでいるのも可愛らしい。猫たちがそれぞれ何をしているかを絵を見ながら楽しむと良い。

  • 息子7歳10か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    ネコのオーランド一家が、「おやすみ」をもらってキャンプに行くお話。
    いろいろな動物が出てきて、タガメ!も出てきて、もうごちゃついているけど、ネコちゃんがキャンプにいったらこんなことになるかも、とニヤニヤしながら読んでいました。

    絵も文章もボリュームたっぷりの本で、とても楽しめます。
    人間らしいネコの様子がほほえましいです。

  • この巻だけが家になかったので、図書館から借りてきました。面白かったー。物語も絵も、本当に素晴らしい!
    娘が、「今、(一人で)読んでいる本が、トガリ山のぼうけんだから、オーランドがネズミをとる仕事してるのが、ちょっと複雑ー」と言ったので笑いました。
    オーランドがネズミとりを仕事にしていて、雇用主の人間と対等なのが最高です。

  • 家族で出掛けるのは、楽しいわね!

  • ねこのオーランドー一家の キャンプ。郵便局のページが好き♪

  • 理想的ななねこの家族の夏休み。キャンプでの出来事が細かく描かれていて、とてもあたたかい気持ちに充たされます。
    小さな子に毎晩少しずつ読み聞かせて、虹のかかる草原での日比を想像できたら…素敵だろうなぁ♪

  • キャンプに行く様子が楽しいし、
    動物はもちろん、虫や魚も出てくる
    子どもは、自分におきかえて
    ワクワクしながら読むことでしょう!

    作者は、しばらくしてから改訂版を
    出しているそうですが、
    比べてみたいです。

  • 2023.7.16 6-1

  • K
    四歳五か月

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著者プロフィール

1898‐2000。イギリス・スコットランド生まれ。大学卒業後、さまざまな職に就いたが、本のカバーや挿絵、ポスター等の仕事をするようになる。1938年、『ねこのオーランドー』(福音館書店)を発表

「2019年 『ねこのオーランドー よるのおでかけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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