魔女の宅急便〈その2〉キキと新しい魔法 (福音館創作童話シリーズ)
- 福音館書店 (1993年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834011746
感想・レビュー・書評
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子どもと一緒に読んでいます。
新しい魔法が使えるようになるなんて知らなかった〜!14歳のキキの姿が見れて嬉しい一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キキは2年めになって配達の仕事で悩んだり、とんぼさんのことが気になったり、ほうきでうまく飛べなくなったり、いろんな壁にぶつかっている。
杖を持った帽子屋のおじいさんの話、好き。
「赤い靴を運ぶ」話のコダマさん。多分認知症なのだけど、困惑するキキに対して、まじめな目でみつめて、「たぶん、あのおばあちゃん、自分の時間をもってるんだよ」と言えるとんぼさん素敵。
それから「だって、キキは必要な人なんですもの」と言ってくれるコキリさんも良いなあ。 -
キキの生活は2年め、お届けものも色々。大事件というほどのことは起きないけれど、「運ぶ」行為を通じてたくさんの人生模様が描かれ、キキも様々な影響を受けながら少しずつ成長していく。じわじわと良さが滲み出てくる作風が素敵。
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①と同じく、あっという間に読んだ。
キキが色々な人と出会って、色々なことを考えて、色々な気持ちになると私もおんなじように、色々な人に出会った気持ちになる。
映画のキキやトンボや、オソノさんが時々頭に浮かぶ。
全シリーズ読みたい。 -
大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/559168 -
少しずつ大人になっていくキキが愛おしい。
くしゃみ薬を作ろうと決心するキキにも感動したけど、
満月のもとでコキリさんとならんで儀式をする挿絵がたまらくよくて、心を打たれた。 -
2013.06.25読了
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児童書だからなのか、作者の特徴なのかわからないけど、ところどころ文体というか文章表現が分かりづらいところがあって割と読むのがたいへんだった。あと、一巻もそうだったんだけど、登場人物に自分勝手な人がすごく多い気がして読んでてイラっとすることも多かった。笑
でも、その位じゃないと「物語」にはならないのかなとかも後から考えたりした。 -
1冊目がわくわくする楽しいお話ばかりだったのに対して、切なくなるようなお話が多かったです。
特に杖のおじいさんの話はホロリとしました。
ジブリのキキからはだいぶ大人っぽくなってる印象を受けました。