ドオン! (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834012767

感想・レビュー・書評

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  •  いたずらをして家から追い出されたオニの子ドンと人間のこうちゃん。二人はたいこをたたき合いました。そのうち二人の両親や動物、鬼の世界と人間の世界が集まってお互いたいこをたたきあいました。すると全部の音が一つになってドオンと大きい音がしました。二つの世界が一つになり、みんな笑顔になりました。
     始めは二人のたたき合いだったのが何人も増えていき、最後には音が一つになります。鬼の世界と人間の世界という違う世界の人々がたいこを通して通じ合う姿が印象的です。たいこをたたく音をドンドンだけでなく、色々な擬音語で表しています。絵は原色を使っていて、表情も読み取りやすくなっています。

  • 「いたずら者こうちゃんがドン! とたいこをたたくと、オニの子ドンはドンドン! とたたき……お母さんやお父さん、犬や猫や牛もでてきて……愉快なたいこの音がいっぱいに広がる絵本。」

    みんなでセッション!

  • いたずら者こうちゃんがドン!とたいこをたたくと、オニの子ドンはドンドン! とたたく……お母さんやお父さん、犬や猫や牛も。音がさすが超グルーヴィー。いい音の表現してるわ。音楽って言葉で表すこともできるんだなあ。みんなでセッション。笑っちゃったらそれでもうオールオッケー。

  • 4月某日、4歳児クラスの読み聞かせ。

    鬼のドンちゃんと、人間のこうちゃん。
    2人は追い出されて、ドカドカ!
    応戦で色々な登場人物が出てきてドカドカ!
    最後はドォン!とみんな笑顔。

    ドンちゃんとこうちゃんのいたずらには
    狂気すら感じました。。

    戦争と平和にも繋がるなあ、と感じます。

  • いたずらっ子の鬼の子と人間の子が、いたずらばかりするので、おうちから追い出されて、2人は出会います。
    その後、手に持っていた太鼓を叩く流れから、2人の家族やペットまで太鼓を持って出てくる展開が笑えました。

    長新太さんの絵がこの設定によく合っていると思いました。

  • T図書館
    童話の2作目
    おにのこドンとにんげんのこ こうちゃん
    家族や動物のセッション

    鼓童との交流から生まれた本
    こうちゃんは「つきよのおんがくかい」にもでてくる

  • 息子6歳2ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子がほとんど一人で読むようになってきて、母はサミシイ。


    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 

    ドオン、ドオンとタイコのバトル。
    おとうさんもおかあさんもねこもいぬもみーんな出てきて、みんなでバトル。
    画面からあふれる「音」につられて、読むほうも大騒ぎ。息子も大喜びでした。

  • 2018/8/17 19:58

  • 人間と鬼の子のたたきあい。最後には二つの世界がひとつになる。ドオン!

  • 図書館

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著者プロフィール

柏まちなかカレッジ学長。柏市議会議員。
元高校教諭。学校教育だけでは解決できない課題に直面し、議会から地域から働きかけてきた。「教育のまち」を目指し奮闘中。
1978年4月生まれ。千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。同大学院修士課程修了後、土浦日大高校にて教諭。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程を単位取得後退学。一般社団法人 教育共創研究所 代表理事。学び合う場を作る教育コンサルタント。
【趣味・特技】歴史散策、剣道(三段)、絵画、カポエィラ、三線、バイク、JAZZ鑑賞

「2013年 『地域の力を引き出す学びの方程式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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