スペイン七千夜一夜

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  • 福音館書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834016246

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  • 画学生として訪れたフランコ独裁末期のスペイン。そこで出会ったフラメンコのカンテ(唄)が人生を変えた。ヒターノたちの唄によって、文字以前、文明以前の人間のエネルギーに直接触れることができたのだ。それこそがスペインの魅力=呪力だったーー。画家兼カンテの唄い手である著者が、スペインと日本の本質を鮮やかに、辛口の大人のユーモアで描く。当代随一の渋くて滋味豊富なエッセイ集。
    (1999年)

  • 友達の絵描きさんに
    紹介してもらった作家さんです

    堀越千秋さんが
    その絵描きさんの「個展の会場」に
    ふらっと あらわれて
    「それでは お慰みに…」
    と カンテ(唄)を一曲無伴奏で
    朗々と歌われたそうな

    堀越千秋さん曰く
    スペインではフラメンコとはカンテのことで
    カンテとは
    粋で貧乏でいなせな生活態度
    のこと
    だそうです

    さもありなん
    と 思わせてもらえる
    スペイン在住の時の
    粋で貧乏でいなせな生活エッセイ
    がてんこ盛り

    その 楽しいこと 面白いこと

    談志さんでは ありませんが
    もう一つの「業の肯定」が
    ここに あります

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著者プロフィール

画家。1948年東京都・駒込千駄木町生まれ。1976年東京藝術大学・大学院(油画)終了後、スペイン政府給費留学生として渡西、現在に至る。世界各地で個展を開催。壁画、彫刻、装丁、挿絵、舞台芸術、陶芸、映像など多岐に制作。カンテ(フラメンコの唄)の名手でもある。

「2008年 『赤土色のスペイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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