- Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834016369
感想・レビュー・書評
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2012年2月9日
<A WINTER’S TALE>詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トナカイと友だちになるけど
誘拐されて軟禁されちゃう話
トナカイこわいよー -
エインズワースづいているところ?で、「黒ねこのおきゃくさま」のような絵本仕立てのお話。
ある冬の晩、窓の外に妙なものを見た男の子ダーク。お父さんやお母さんは信じてくれません。ついにある時、池のふちで、それが誰であったのかわかり、一緒に遊ぶようになるのでしたが、ある寒い日…。
エインズワースのお話に魅了されてきたという河本祥子さんの訳と、あたたかみと柔らかさのある素適な絵がとってもいいのですが、これまた何とも不思議な味わいを持った作品です。
ところで、実は、たまたま古本屋さんで手に入れたところ、その(どうやら)河本さんのサインが入っていたのにはびっくり。
私は最近、岩波少年文庫で、このエインズワースだけでなく、ジョーン・エイキンの作品の絵や訳でもおなじみになり、河本さんに親近感を抱いていただけに、こんな思いがけない小さな出会い?があるのも面白いものですね。 -
少年とふしぎなトナカイのお話。出会い、別れ、友情、誇り、自由、束縛、家族愛などいろいろな要素があるが、それらがストーリーそのものより強く感じられてしまって、個人的には今ひとつ。にもかかわらず、図書室の「1がつのおすすめ」にいれてしまったのが痛恨(というほどでもないんだが)である。選択肢が少なすぎるんだな…。これからおすすめ文も書かなきゃならないが、気が重い。
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【12/1】学図。季節の本(=トナカイ)展示&12月のおすすめで紹介。低学年〜