ねぎぼうずのあさたろう〈その3〉人情渡し舟 (日本傑作絵本シリーズ)
- 福音館書店 (2001年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834017427
作品紹介・あらすじ
道中がっぱをくるりと肩に、浮世の人の情けにふれりゃ、思いもかけぬ出会いもある──またまた、ねぎぼうずのあさたろうとにんにくにきちの東海道二人旅。題して、人情渡し舟。山道で行き倒れの娘を助けた二人ですが、すぐに江戸から追っ手がやってきて大ピンチ。が、みしらぬ旅人が現れて……。今回はナス、ノビル、タネイモなども登場して、一味違う人情話。みて、読んで、うなって、親子で楽しむ愉快な浪曲絵本。待望の第3作目。
感想・レビュー・書評
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吉原から逃げてきた行き倒れの娘を助けるあさたろう。とことん面倒を見るお人好し。渡しであさたろうの父親が登場。さてさて人助けの旅かいな。父親もそれっぽい。
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吉原から逃げてきたおみつ。
行き倒れているところをあさたろうに助けられる。
絵本にしては、オトナの展開!
具合の悪いおみつはもちろん、迎えに来た父と弟の顔がきみどり色なので、全員具合悪そうに見えた。特にお父さんは髭濃いから。
そこに吉原からおみつを連れ戻しに来た輩たち!!
さらに展開するオトナの世界に、内心ヒヤヒヤ。
(子供たちに読み聞かせているもので)
このシリーズはどこへ向かうのか! -
この辺りから本気でシリーズ化を考えたのでしょうか。
今回は、あさたろうのお父さんの話が出てきます。
そういえば今まで出て来たのはお母さんだけで、お父さんは何をしているのか不明だったわ。
左眉の上に三日月の傷があるあさたろうのお父さん。
でもって、あさたろうたちのピンチを救ってくれた見知らぬ旅人の顔にも…。
さて、次作でお父さんの謎は解けるのか?
たねいものぶんぞうに「よくもこのおれのかおにどろをぬってくれたな」と詰め寄られたあさたろうのお父さん(と思われる)が返した一言。
「なにいってるんでい。おめえのかおなんざ、さいしょっからどろだらけじゃねえか」
確かに。 -
あさたろうのお父さんが渡し船に乗っており、次回の展開が気になる。5歳の我が子が、渡し船に乗った父の絵を見て「いたー!」と感動していた。
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なはにゆゆやや
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まあまあ
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ついにあさたろうのおとっつぁんが登場!人情。最終ページが良いです☆息子も特に好きな巻。
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チビ1号、図書館にて
2009/03/08
自宅用に購入 -
生き別れになった父の背中を垣間見た回です。