ずるいねこのおはなし (ピーターラビットの絵本 20)

  • 福音館書店
4.08
  • (9)
  • (8)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 107
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018745

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • モペットちゃんの話と似ている、ねずみvsねこの話です。食べられそうになっても紳士的に振る舞うねずみが素敵。
    素朴ですが生き生きとした挿絵に癒されます。

  • [ずるいとしよりのねこがいて、ねずみをお茶によびました。「まずわたしがパンとバタをいただきますわ。そのあとで、あなたは残ったパンのかけらをあがってくださいね。」そして…。1988年初版の新装版。]

  • 怖い話ですけと頭のいいネズミはネコの計画を見破りました。

  • ねずみさん、良くやった!
    ねことネズミのお話だけど、ねこさんの狡賢さが後に仇になったり、ネズミさんの観察力と先読み力が命拾いに繋がったり、人間の現代社会でも通用するような教訓あるお話!

  • ★3.5
    「ピーターラビットの絵本」シリーズの出版社、ウォーン氏の幼い娘のためにポターが描いた1冊。当初は出版される予定もなく、イラストはベタ塗りでストーリーもあっさりとした感じ。が、ねことねずみの立ち位置が王道をいくもので、ついつい「トムとジェリー」を思い出してしまう。そして、ささっと塗った感はあるものの、ねことねずみの表情が豊かで愛嬌がある。ただ、ねこがあまりに横暴すぎるけれど…(笑)。中でも、15ページのねこの意地悪そうな表情、21ページの反撃に出るねずみ、31ページのびっくり顔なねこがお気に入り。

  • なんか絵が雑…って思ったら、解説に友だちの小さい子供にプレゼントしたもの、とありました。へー。
    お茶会にネズミを招待して、シメにそいつを頂こうなんて、ずるいというよりすごい合理的な猫だと思います。でもケチって飲まず食わずにさせたのは良くなかった。どうせ自分の胃袋に入る予定なら、たらふく食わせてやれば良かったのに。

  • ラフな絵もいいですね。
    ずるいねこと賢いねずみ、ってかんじですね。

  • ポターが娘のために書いたというお話。
    最初は蛇腹状だったらしい…☆

    ねことねずみの関係のイメージまんまのストーリー。

  • プライベートな贈り物として誕生し、出版に至るまでの経緯から他作よりシンプルな線描がそのまま残っています。
    ネコがネズミを騙して捕えようとする単純なストーリーは数あれど、こんなにも豊かな作品はそうありません。オチも大好き。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ビアトリクス・ポターの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×