こぶたのピグリン・ブランドのおはなし (ピーターラビットの絵本 21)

  • 福音館書店
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (83ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018752

感想・レビュー・書評

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  • ピグリン・ブランドの冒険譚といったところ。愛らしい物語であるほか、ピンチを知恵で切り抜けるカタルシスもあります。途中の挿絵でニワトリと握手するピグリンがお気に入りです。

  • 「こぶたのピグリン・ブランドは、アレクサンダーといっしょに市へやられることになりました。2人が道を行くとおまわりさんに出会い、アレクサンダーだけ農場へ連れ帰られてしまいました。1988年刊の新装版。」

  • 州の境をこえる許可証を持って二匹のこぶたが出かける話。最後に帰って来るのは一匹は違うこぶたになっていましたが。話がなかなか進まない気がしました。少々読むのに疲れました。

  • 娘のリクエストで借りた

    私の方が癒された

  • ★4.0
    8匹もこぶたがいるなんて楽しそう!と思ったのも束の間、すぐにバラバラの道を行くことになり、悲しみに浸る余裕すらなし。中でも、主人公ピグリン・ブランドの境遇が、あまりに波乱であまりに切実。弟アレクサンダーと別れる時のピグリンの背中、とり小屋での途方に暮れたピグリンの表情に、哀愁を感じずにはいられない。が、ピグウィグとの出会いはまさに運命で、手と手を取り合って走る姿は駆け落ちする男女のよう。橋を渡っただけで逃げられるとは思えないけれど、2匹が仲睦まじく暮らし、じゃがいもを育てていると良いな、と思う。

  • 「ふたりでどこまでも逃げる」逃走劇が子供のころから好きだった。一番最初に好きになったのはたぶんこの物語だったな、と久しぶりに手に取った。
    ピグウィグが口ずさむナーサリーライムがずっと心に残っている。
    小さなふたりには壮大でも、州境を越えるだけの短い旅。最後まで心細さを感じながら、彼らがはるかな国にたどり着いたことを願わずにいられない。

  • 賢いピグリンが新天地を求めて、数々の試練を乗り越えます。相棒のメスブタちゃん…ちょっと天然系?も引き連れて。

    訳者が石井桃子さんではなく、まさきるりこさんといぅ方でした。そして私事ですが、本書は私にとってピーターラビットシリーズ12冊目。24冊のシリーズのうち、半分を読みました。

  • **9歳・3歳**
    和訳が・・・・ですが、ピグリンもピグウィグがとても可愛かったです♪

  • ピグリンがピグウィグと無事に逃げられて良かったです。

  • 皆さん、テレビで知ってるはず。某CMで華麗な踊りを披露し、冷蔵庫を漁ったりしていたアイツですよ!
    あの愛嬌たっぷりのブタくんがピーラビのキャラクターだと知ったのはつい最近。(一体どれだけ浸透してるのか…)早速図書館で借りてきました。
    意外と長い話だったけど、真面目なピグリンのキャラクターがとてもよく描かれてました。一般的に、絵本のブタってお調子者が多い気がするんだけど、ピグリンは例外。対照的に、弟のアレクサンダーがお間抜けで憎めない感じでした。
    挿絵は、白黒のイラストが多く、それがむしろいい雰囲気を醸し出してました。立ったブタの後姿ってたまらなくかわいい!私が知る限りのピーラビの作品に共通していることだけど、擬人化してるけど「人」に徹してるわけでもなく、時々すごく「動物」っぽい表情を見せてくれるのが魅力的でした。
    ラストシーンでやっと「あ、私たちが知ってるピグリンだ!」と思うことでしょう。

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著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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