うさこちゃんの だいすきなおばあちゃん (ブルーナの絵本)

  • 福音館書店
3.95
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本棚登録 : 570
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834023183

作品紹介・あらすじ

大好きなおばあちゃんが、亡くなりました。うさこちゃんの目を通して、おばあちゃんの死と、それを見送る周りの人の様子を、簡潔に、そして静かに描いた作品です。

感想・レビュー・書評

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  • シンプルで、まっすぐで、しずかな絵本。
    遅かれ早かれ誰もが直面せざるを得ない喪失を、濁さず誤魔化すことなく向き合う姿勢に心を打たれる。

    無駄を極限まで切り落とした絵と文章が、読者のさまざまな感情を想起させる、素晴らしい絵本。心の奥にある森の中で、うさこちゃんと一緒にたたずみたい人は、ぜひ。

  • 今の子供達はリアルな人の死を経験することがない。ゲームや漫画の偽りの死でもなく、疑似体験的にこのような形で知っていくしかないのだろう。

  • おばあちゃん…!(´;ω;`)
    すごいストレートにおばあちゃんとのお別れが描かれています。そもそも表紙がお墓。この時点でもう中身の予想がつく。そして裏切られないorz
    これは多分、子どもより読みきかせる親の方が涙か出てきてしまうヤツ…。

  • まっすぐ死を扱う珍しい絵本。悲しくなる。

  • ママには刺さりました。身近な誰かが死んじゃうってこういうこと。

  • 読了

  • 2y11m
    曾祖母が亡くなったため、慌てて購入
    ほとんど会ったことがないけど、当初お葬式に参加予定だったため、流れと死の意味をなんとなくでもわかってもらうために読む
    弔問のみになったけど、なんとなく理解した様子で、何度も読んでとせがまれる
    しんでしまった、と伝えるのが親の私が辛くて、天国と読み替えてしまったのがいいか悪いかわからない

  • ミッフィーのおばあちゃんが亡くなる話。ただしずかにミッフィーは死を受け止め、向き合う。

  • ディック・ブルーナの、自分にとってはじめての絵本。

    静かに、温かく、死・葬儀・その後について描かれている。

    大人が読んでも、心に響く絵本です。

  • 悲しんで、懐かしんで涙する家族。
    いつか直面するであろう死について。

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著者プロフィール

1927年、オランダ・ユトレヒト生まれ。 絵本作家・グラフィックデザイナーとして世界的に活躍。 現在までに120タイトルを超える絵本を刊行。全世界で約50カ国語に翻訳され、8500万部以上のロングセラーとなる。日本でも代表作の1964年『ちいさなうさこちゃん』(福音館書店刊)出版以来、日本のみでも5000万部以上の絵本を刊行。また絵本創作以外にもユニセフ、赤十字や「WORLD PEACE IS POSSIBLE」など、社会活動の為のポスターやロゴも多く手がけている。

「2015年 『BLACK BEAR Notepad』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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