おうさまのおひっこし (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
4.16
  • (51)
  • (59)
  • (21)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 507
感想 : 77
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834027259

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ・細かく描き込まれていて、見るのが楽しい
    ・数人で絵を見ながら読むと面白い
    ・活字や見返し、カバーを外した中の絵など、細部のデザインがすばらしい

  • 7分40秒☆細かい線画の挿絵にウットリ。王様の恥ずかしがり屋のお人柄と、あわてんぼうのお供達のお人柄がなぜかぴったりはまって楽しい。あたたかいストーリー展開に、読後心地よい。

  • 楽しくて、とても面白い。絵も書体もお洒落で素敵な絵本だ。

    “おともたち”の馬鹿っぷりはユーモアたっぷりで愉快。
    最後がとても微笑ましくて、思わず笑ってしまった。

  • 昔々の絵本かと思う絵や構成がいい。丸顔のキャラクターもコビトちっくでファンタジーな感じ。
    恥ずかしがり屋の王様の言葉足らずな思いやりの命令を、あわてんぼうの6人のお供たちが大胆に実行する。王様の立派な家財はみるみるなくなっていくんだけれど、幸福の王子とは違い、幸せな笑いを与えてくれる作品だよ。

  • 文:教育的よい内容。フォントが好き。
    絵:しゃれおつ。
    中身もいいですが、美術的にも一家に一冊。

  • 絵が好き。ページの見せ方が好き。装丁がきれい。
    いろいろあるけど、ザ・コメディ。笑えるか、笑えないか。絶妙なところを捉えるバランス感覚が、も~たまらなく好きです。

  • 繊細な絵。かわいらしくて思いやりにあふれるストーリー。大好きです。

  • 優しいけれど恥ずかしがり屋の王様と慌てん坊の6人のお供達。
    お供達の勘違いのせいで新しいお城に引っ越すことになり、たくさんの荷物を荷車でずらずら運んでいきますが・・・

    王様もお供達の顔もまん丸でピンポン玉かお団子みたい(笑)
    お供達の勘違いで荷物がどんどん減っていき、最後はベッド一つでお城に到着するのが面白いです。
    ベッドに皆がぎゅうぎゅうになって眠ることになるんですが、それはそれで幸せそう。
    絵が安野光雅さんの雰囲気になんとなく似ているような気がしました。

  • とおい とおい くにのこと。
    やまあいの ちいさな おしろに 
    はずかしがりやの おうさまと 
    あわてんぼうの おともたちが くらしていました……


    この絵本は本当に絵が綺麗!
    繊細なタッチと優しい色合いの絵に、ページを捲る度ため息が出る。
    ストーリーも絵と同様優しい雰囲気。

    おともたちのとんでもない行動にびっくりしてしまうが、それがもたらす幸せに思わず微笑んでしまう。

    勘違いしてしまったからって怒ってはいけない。そこから幸せが生まれるかもしれないから。相手を思いやること、それが大切。是非、沢山の子供たちに読んでもらいたい。

  • 絵がとても美しい

全77件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1971年大阪府生まれ。現代美術作家。絵画を中心に国内外で作品を発表するほか、絵本や本の挿絵、装画を手がける。著書に『おうさまのおひっこし』『ルソンバンの大奇術』(福音館書店)、装画・挿絵に『どろぼうのどろぼん』(斉藤倫 作、福音館書店)がある。

「2018年 『銀河鉄道の星』 で使われていた紹介文から引用しています。」

牡丹靖佳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×