みのむし: ちゃみのがのくらし

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (27ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834029666

作品紹介・あらすじ

ミノムシのユニークで驚くべき生態の観察記録。

感想・レビュー・書評

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  • ほんと見ない、見ないミノムシ。
    生きてるのかな。存在してるのかな。
    これを読み聞かせしても、誰一人ミノムシ見たことなかったらどうしようか。

  • <THE LIFE OF BAGWORM>

  • 5歳0ヶ月の息子が園でみのむしの製作をした後日、図書館で偶然目に留まった絵本。
    みのむしは蛾の幼虫だということから知らなくて新鮮な驚きの連続。オスとメスでサナギから道が分かれるとは!
    季節の移ろいと共に木の上のみのむしたちの生態が丁寧にその場で観察している臨場感を持って描かれ、作者の並々ならぬ情熱と愛着を感じる。
    自然の片隅でひっそりとくり返される命の営み。
    どちらかと言うと虫が苦手な方の息子も、みのむしが順を追って小枝をみのにかがりつけていく様子に興味深げに見入り最後まで全集中だった。

  • みのむしは身近に見かけるけれど、生態は大人でも案外知らないもの。
    みのの作り方、ふんをする様子、真夏にさなぎになること、
    オスとメスの違い、子どもが誕生する様子など驚かされることばかりでした。

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著者プロフィール

甲斐信枝

1930年広島県生まれ。広島県立高等女学校在校時より、画家の清水良雄に師事。慶応義塾大学で教授秘書として勤務後、童画を学ぶ。1970年に紙芝居『もんしろちょうとからすあげは』を出版、以後、身近な自然を題材にした科学絵本を手掛ける。5年にわたり、比叡山の麓で畑の跡地の観察を続けて描いた『雑草のくらし あき地の五年間』(1985年刊)で第8回絵本にっぽん賞、第17回講談社出版文化賞を受賞。 2016年11月放送のNHKドキュメンタリー「足元の小宇宙 絵本作家と見つける生命のドラマ」で密着取材され、大きな反響を呼ぶ。著書に『たねがとぶ』『稲と日本人』『小さな生きものたちの不思議なくらし』など。

「2020年 『あしなが蜂と暮らした夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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