ちいさなかえるくん (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 236
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834083330

作品紹介・あらすじ

おなかをすかせた、ちいさなかえるくん。春の野原でチョウを捕まえようとしますが、逃げられてばかり。れんげ畑にも、おいしそうな虫がいっぱい集まっています。しかし、かえるくんはクマバチが怖くて近づくことができません。地面を走りまわるクモに狙いを定めても、あっという間にどこかへ隠れてしまいました。おや、草むらをするする動くものがいます。たいへん、ヘビだ! かえるくんは無事に食べものにありつけるでしょうか?

感想・レビュー・書評

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  • 「おなかをすかせた、ちいさなかえるくん。春の野原でチョウを捕まえようとしますが、逃げられてばかり。れんげ畑にも、おいしそうな虫がいっぱい集まっています。しかし、かえるくんはクマバチが怖くて近づくことができません。地面を走りまわるクモに狙いを定めても、あっという間にどこかへ隠れてしまいました。おや、草むらをするする動くものがいます。たいへん、ヘビだ! かえるくんは無事に食べものにありつけるでしょうか?」

  • 2022.7.14 1-2

  • お腹をすかせたかえるくん.蝶やてんとうむしや蜘蛛を追いかけて,,あっへびだと草むらの中の様子が鮮やかに描かれている.

  • 1歳7か月
    一読したのみでまったくハマらず。
    絵はとても美しい。

  • 2017.6.5
    春の野原で蝶々を捕まえようと奮闘するちいさなかえるくん。かえるくんの追いかけていく風景に、春の草花や虫たちが次々と登場するので、春の野原を満喫できる。ちいさなかえるくんがとても愛らしい。

  •  ちいさなかえるくんが、ごちそうを食べようと蝶や蜘蛛を追いかけるが、途中で熊ん蜂や蛇に遭遇し、食べられない。けれど、最後にやっとハエをつかまえる。
     美しく優しい絵が広がっている。生き物やお花にも、親しみを感じるような温かみがある。気づけば、追いかけるカエルにも、逃げる蝶たちにも「がんばれー!」と応援する気持ちになっている。画面左下から右上へシーンが流れていくのが楽しい。つむぐには早いだろうなあと思いながら読んでいると、思いがけず「ヘビだ!」のシーンに大笑い。以降、ヘビのページになると必ず笑うようになり、この絵本を読み始めると喜ぶようになる。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
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  • わりとリアル。かえるが、えものをねらっている。はじめてへびの出てくるページをみたときはものすごく驚いていた。

    C8795
    ふしぎなたねシリーズ

  • かえる好きとしては、文句なく満点!の絵本。
    かえるくん、可愛い!


    5月  3歳~  2分

  • おなかが すいた ちいさなかえるくんは、むしを つかまえに いきます。でも あとすこしのところで、なかなか つかまえることが できません。あっ ちょうちょ! そーっと ちかづいて…。
    正確な観察と繊細な絵で生き生きと生き物たちを描きます。『きゃべつばたけのぴょこり』と合わせて読むと、いきものの営みがよりストレートに伝わります。

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著者プロフィール

甲斐信枝

1930年広島県生まれ。広島県立高等女学校在校時より、画家の清水良雄に師事。慶応義塾大学で教授秘書として勤務後、童画を学ぶ。1970年に紙芝居『もんしろちょうとからすあげは』を出版、以後、身近な自然を題材にした科学絵本を手掛ける。5年にわたり、比叡山の麓で畑の跡地の観察を続けて描いた『雑草のくらし あき地の五年間』(1985年刊)で第8回絵本にっぽん賞、第17回講談社出版文化賞を受賞。 2016年11月放送のNHKドキュメンタリー「足元の小宇宙 絵本作家と見つける生命のドラマ」で密着取材され、大きな反響を呼ぶ。著書に『たねがとぶ』『稲と日本人』『小さな生きものたちの不思議なくらし』など。

「2020年 『あしなが蜂と暮らした夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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