やまのかいしゃ (日本傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
3.71
  • (7)
  • (12)
  • (13)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 254
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834084009

作品紹介・あらすじ

今日も朝寝坊した会社員のほげたさん。奥さんがにぎってくれたおむすびを手に、電車に飛び乗りますが、電車は会社とは反対方向へ。気づけば、足にはトイレのスリッパをはき、眼鏡やかばんも持っていません。やがて、山の駅に到着したほげたさんは、途中で出会った同僚のほいさくんとともに山に登り、頂上で仕事を始めます。空気のおいしさに魅せられた二人は、社長以下、全社員を山の会社に呼びますが、さっぱり儲かりません。そこで社長は、山の会社は二人に任せて、再び町に帰っていきます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 適材適所を教えたいのかな。
    息子の方が面白そうに聞いてくれていた印象。

  • この夏に見た光景です
    ある日の朝
    横殴りの嵐の雨の中を
    集団登校している小学生たち
    傘など、役に立たず
    おちょこになってしまっている
    それでも、学校に向かって
    歩んでいく子どもたち

    これもまた別の日に見た光景です
    ずいぶん早くから「警報」が
    でているので
    その日の朝は
    子どもたちの姿が見えない
    雨が少し降っている程度
    風は全くなく
    結局、何事もないままの朝の時間が
    過ぎていくだけ

    いつから
    自分の都合でことをしてはいけなく
    なったのだろう
    いつから
    自分の休みを自分で決められなく
    なったのだろう

    私たちは私たちの暮らしの
    主人公であるはずなのに…

  • 最近見た絵本の中でなかなかなカオス笑
    思わずコメント!世の中失敗もこんなふうに流せる社会であればいいのに。

  • 「今日も朝寝坊した会社員のほげたさん。奥さんがにぎってくれたおむすびを手に、電車に飛び乗りますが、電車は会社とは反対方向へ。気づけば、足にはトイレのスリッパをはき、眼鏡やかばんも持っていません。やがて、山の駅に到着したほげたさんは、途中で出会った同僚のほいさくんとともに山に登り、頂上で仕事を始めます。空気のおいしさに魅せられた二人は、社長以下、全社員を山の会社に呼びますが、さっぱり儲かりません。そこで社長は、山の会社は二人に任せて、再び町に帰っていきます。」

  • 大人の方が笑える本。
    でもこれが普通だと思われては困る。
    4y7m

  • ふむ

  • 2022/9/5

    E||カ (3階絵本)

    夏休みも終わって、大人も子どもも疲れが出やすい時期ですね。こんなときは、絵本を読んでひと休憩しましょう♪

    主人公は、朝寝坊の会社員・ほげたさん。足にはスリッパ、眼鏡やかばんも忘れて電車に飛び乗りますが、電車は会社とは反対方向へ。到着したのは、山の駅。さて、ほげたさんはどうするのでしょうか?

    寝坊した、眼鏡を忘れた…「あぁ、失敗したなぁ」と自分を責めてしまうような出来事を、「じゃあどうしようかな」と前向きに捉えて行動するほげたさん。「あぁ、失敗したなぁ」と後悔している様子は全くありません。
    思わず何度もつっこみを入れてしまうストーリーですが、人生の流れるままに身をまかせ、流れついた場所を楽しむ主人公の姿に、不思議と勇気がもらえる一冊です!

  • 図書館で借り。福音館書店の日本傑作絵本シリーズなので。

    …なんてすばらしい会社なのかしら…!
    と母は思った。

  • ほげたさんがとってものんびりです
    寝坊したのに電車を間違えて街ではなく山へ
    そこで、じゃ山の会社に行こう!
    って前向きすぎる
    途中であった同じ会社のほげたくんと山の会社へ向かいます
    いいところだから社長やみんなも呼ぼうー

    なんだかのんびりすぎて羨ましい

    読み聞かせ時間は6分ちょっとです

  • こんなかいしゃで働きたい(切実

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

スズキコージ
1948年2月28日静岡県浜松市生まれ。地面への落書きから現在に至る。絵本作品に『ブラッキンダー』(イースト・プレス)、『コーベッコー』(BL出版)、『ドームがたり』(作・アーサー・ビナード 玉川大学出版部)など多数。

「2019年 『あの日からの或る日の絵とことば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スズキ・コージの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×