かえるのごほうび 絵巻「鳥獣人物戯画」より (日本傑作絵本シリーズ)
- 福音館書店 (2021年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834085617
作品紹介・あらすじ
うさぎと蛙が相撲をとったり、うさぎが猿を追いかけたりと躍動感のある線でユーモラスに描かれた絵巻「鳥獣戯画」。世界に誇る国宝だが、実は謎に満ちている。詞書(ことばがき)もなく、継ぎ接ぎだらけなので、誰が何のために描いたどんな話なのか、よくわかっていない。木島始は、子どもたちが楽しめるように絵を心にしみこませ、物語を立ち上がらせた。物語として、自然に素晴らしい絵を楽しめる一冊になっている。幻の絵本(1967年刊行作品)の新装復刊。
感想・レビュー・書評
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これは新しい!そして楽しい(^^)♪いつもは眺めて想像するだけ~(*´∇`*)の絵巻が抜粋されて、物語がついて絵本に!Σ(゚ロ゚;)猿、悪いやつだ( `д´)
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大好きな鳥獣戯画
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作者は絵巻を見続けて、こういうお話なのではないかと考えたとのこと。
先日、本物の絵巻をいろんな光景が描かれているなぁ、表情豊かで面白いと思って拝見したのだけど、このようなお話と思うとかなり衝撃的だった。
サル、いやなやつ〜!
インパクト大なので、まずは絵巻を眺めた方が想像が広がって良いかも。その後読むと、なるほど!!と思って二度楽しめると思う。 -
6歳3ヶ月の娘に読み聞かせ
鳥獣人物戯画って
知っているけど
ちゃんと見たことなかった!
こんな色んなシーンがあって
こんなユニークだったとは
このストーリーも
なんだかびっくり展開でスキ -
もともと惹きつけるものがある鳥獣戯画が、さらにいきいきと感じられた。
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鳥獣戯画にことばを付け加えた作品。鳥獣戯画を知っている人にはストーリーとはちがった面白さがあると思う。その意味で、上級生向きかもしれない。
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鳥獣戯画から物語を創りだすという着想が面白いと思います。
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まあまあ