- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834085679
作品紹介・あらすじ
夜になったので、お月さんが「はやくねなさーい」といいます。でも、かぼちゃの子は頭の上にかえるさんが乗っていて「ねられん ねられん」といいます。かえるさんにどいてもらってようやく寝られるかと思ったら、今度は背中にいもむしさんがくっついていて「ねられん ねられん」……。「おつきさん おやすみなさーい」といって安心して眠りにつくまでの、かぼちゃの子とお月さんのやりとりが楽しいお話。
感想・レビュー・書評
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2歳2ヶ月 寝かしつけに良い。体の一部にくっつく様子をマネしてた。
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おつきさんがかぼちゃの子に「もうねなさーい」と声をかける。
けれど、かぼちゃのこはなんだかんだ「ねられん ねられん」。
ちょっとした親子のやり取りのような、子どもの言い訳のような、何気なくくだらない日常が美しく切り取られているよう。
【ママ評価】★★★★
パキッとハッキリした色合いが、ディックブルーナ色に似ている。
やぎゅうげんいちろうさんの絵も今回は他の作品よりシンプルで、太い線にベタ塗りな感じがすごくディックブルーナ感を強めている。
やぎゅうげんいちろうさんの絵はいつもインパクトが強いイメージで、ページいっぱいに描かれて、どーん!としている印象がある。
今回は抑えめで、夜の雰囲気やおつきさんに合わせたのかな?という印象。
「ねられん ねられん」と言うかぼちゃの子は、駄々をこねる子どもみたいでちょっと微笑ましい。
「これはいいの!」みたいな、子どものマイルールみたいなのが感じられて、ちょっとリアルでフフッと笑みがこぼれる。
リズミカルな文も楽しく、ちょっと微笑ましく気楽に読める良い絵本。
【息子評価】★★★
すごく反応する訳ではないけど、しっかり最後まで見て聞いていた。
終始「ふーん」という感じで、絵は気になるけどよくわかっていない様子。
一度「はーい」と返事をしてくれたけど、それきり。
もう少し成長したら内容にも共感できるのかな。
今の年齢だと親の方が楽しめる絵本なのかも。
1歳10ヶ月 -
図書館
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読み聞かせさせていただきました。カナブンのあさちゃん可愛い。
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とってもお気に入り。かぼちゃといっしょに寝てあげていた。
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おつきさんのお顔に子供は夢中。お気に入りの一冊となりました。
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むしが多いから嫌だけど
文章のリズムが好き。
リピあり。 -
登録もれ。『ねむたいねむたい』の姉妹作。鮮やかなコントラストとかわいいやさしい絵柄。ねかしつけに。
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人は明朝死刑と知れば、遺書を書いたり辞世の句や名文句をひねったり、せめて言い残すことはないか考えて寝られないだろう/眠りは死に近い/一日の半分以上を寝て過ごす赤ん坊も妙に寝るのに抵抗することがある/動物とかいろいろなものが気になって寝られんかったが人間はない|訴えを聞いている「月」は食材を時間管理する主婦か?最後から二つ目に「カナブンがうるさい」という、でも(カナブンの)「あさちゃんといっしょでないとねられん」嫌われればストーカー…ひょっとして、子になった花を授粉したカナブン、あるいはそのカナブンの子か