- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834250473
感想・レビュー・書評
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どう見えたか、というのはどうでもいいことなんだよ。大切なのは、本当はどうかなんだ。自分の口から出る言葉に宿る、ものすごく大きな力のことをね。でも先生、見る人が勘違いするするようなことするのは良くないと思いますよ。それが大きな問題に発展して行くこともありますからね。今回のように。
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高学年に読み聞かせしたいかも。
大切なことを教えてくれる一冊。
「言葉」の重要性をね。
それと噂のこわさも知ってほしい。
こういう世の中だからこそ! -
「本当のことはなにか」を確かめずに「どんな風に見えたか」でひろまってしまう噂が一度流れ出たら、もう二度とは元通りにはなれない。ピーボディ先生も深く傷ついたことでしょうが、大事なことを子どもに気づかせ、許してやる姿は感動的。9月に6年生に読み聞かせで読む予定ですが、響くかなあ。ちょっと説教くさい、と思われてしまうかな。マドンナの絵本は話題になりながら、初めて読みました。ほかのも読みたい。
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マドンナ絵本シリーズの第三弾。翻訳は角田光代さん。
賢者が病気の子供のために知恵をしぼって祈るという、いままでのうちでもっとも絵本らしい絵本です。
賢者ひとりでは、天国の門をあけることができないので、町のお騒がせの7人の悪党達の手をかります。そのひとりひとりの紹介に胸がワクワクしました。スリだの力持ちだのひったくりだのと紹介された時、ああこのみんなの力が門をあけるんだな、祈りと言う神聖な力でと思いました。
最後のハッピーエンドはちょっとうるうるしちゃったかな。
絵のほうは茶目っ気と、こまかくきちんと描いてあって気に入りました。 -
マドンナ作、村山由佳訳。言葉が思いもよらずに他人を傷つけることを学ぶ
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ただ、優しい目で。