ガラスの城 1 (ホーム社漫画文庫)

著者 : わたなべまさこ

• ホーム社 (2000年12月12日発売)

感想・レビュー・書評

[otaasianさんの感想 · 2018年3月9日]

執事クロッキーが好き。
行方不明になった伯爵夫人を探したり（探偵並み！）、イサドラの魔の手から逃れるために赤ん坊のマリアを連れてアメリカに渡ったり（子育てもできる！）、最後は死んだ伯爵になりすまして魔女狩りの風習を廃止する宣言をしたり（変装テクもすごい！）、この初老の男性の活躍なくして物語は成り立たないと思わせるほど。

ストーリーも面白いですが（邪悪な姉と純真な妹の対照的な人生を描く）、白いレース、ダイヤの輝き、華麗な60年代ファッションetc。ヴィジュアル的にも見どころがたくさんです。

[mariamaniaticaさんの感想 · 2012年2月28日]

小学生のころに連載していたのを覚えているけれど、絵柄が好きではなかったのとなんだか妙にどろどろしていて意味がわからずよく読んだことがなかった。１巻のみ入手して今回読みましたが、ミステリーっぽくてかなり面白い。これは続きも手に入れなくては・・・。

[lulucosanさんの感想 · 2011年3月8日]

わたなべせんせいの60年代集大成＋ゴシックロマン…。

[dattdandattdaさんの感想 · 2010年12月29日]

これは壮絶でした。実写化して昼ドラでやってくれないものでしょうか。

[皐月さんの感想 · 2006年11月30日]

めっちゃこれいいよ！！
感動物語って感じ！！

著者プロフィール

1929年生まれ。52年「小公子」でデビュー、女性マンガ家の草分けとして活躍、現在も執筆を続ける。代表作に「ガラスの城」「聖ロザリンド」「金瓶梅」ほか。06年、女性マンガ家として初の旭日小綬章を受勲。

「2018年 『わたなべまさこ名作セレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」