戦慄の惨劇編 (恐怖&ホラーシリーズ) (ホーム社漫画文庫)

  • ホーム社 (2004年8月10日発売)
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 5
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834273106

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「恐怖&ホラーシリーズ」と銘打って刊行されたアンソロジーの一つ。
    意外なビッグネームが連なっているので手に取ってみた。
    2004年に出た本ですが、収録されているのは昭和の恐怖マンガ。
    名前負けといっては言葉が過ぎるかもしれませんが、
    大仰な表題の割りに、ゾッとするほど怖い話も、
    血みどろの惨劇も登場しない、おとなしい1冊。
    面白かったのは極めてシュールな山上たつひこ「石の顔」と、
    意外な展開に息を呑む星野之宣「ローレライの歌」。
    こちらは『妖女伝説』シリーズの一つだそうですが、
    終盤になって小説で言うところの叙述トリックが用いられていたことに気づき、
    その巧みさに唖然とさせられました。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

手塚治虫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×