邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season4 (ホーム社書籍扱コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834285086

感想・レビュー・書評

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  • season4も安定の邦キチ的展開。完全にクセになってしまっております。

    そんな中、8本目がちょっと怖すぎる話。「うすらサブカル男」も陰で言われてたら傷つくが「さほど映画に詳しいわけでもなく」とか思われてんだ!って知っちゃったら暫く立ち直れないかも。
    いや、英くんの方が存在感がリアルなのに実際は’いない’ってめちゃくちゃ怖い。都市伝説みたい。

    洋一の価値観は時に受け入れ難いものもみられるのは確か。

    『オペレッタ 狸御殿』が群を抜いて面白そう。
    いや、この漫画を読んでしまった以上、もう面白映像としか観られなくなってしまったような気が。
    縦にかばう動きだけでも観ておきたい。


    さりげなく洋一は邦キチのことを「美人」と認識しているように読めるが、既に好意が筒抜けになっているようでもあり、だからこそ8本目の明晰夢の一件が余計に怖い。



    1刷
    2021.8.22

  • 余命に反する活発さ!!の『雪の華』とか、KOFじゃなさすぎる実写版のKOFとか安定の面白さ。
    『恋空』で発覚する部長の恋愛観が可愛い。

  • 特撮部の話、わかりみしかない…。笑

    映画を語る時の熱さはそのままに、部長と邦キチのラブコメ要素も入ってきて大変面白い。

  • 久しぶりの4巻目。
    今回もどれひとつとして観たことのない
    素晴らしいラインナップですが
    それでもおもしろいのが
    この漫画のいいところだな。

    新しく「女児アニメ部」が登場。
    なんだそりゃ!怪しすぎ!
    と思ったらイチオシはプリキュア。
    ああ、女の子向けのアニメの意か(汗)

  • 通してブレずに、映画を評するときの視点がすばらしい。このマンガを見ると、実際の作品も見たくなるけど、見たらつまんねーんだろうなと思って、結局見ない。
    結局はダメな映画の墓場なのだが、このマンガはそんな映画を決して「ダメ」「駄作」などと言わない。褒めて伸ばす教育を目指す人が読んだらいいかもしれない。

  • 実写化作品のプレゼンには力を入れている本作だけど、ジャッキー・チェン版シティーハンターを扱った流れでフランス版シティーハンターを取り上げるとは凄いな!完全にジャッキー・チェンが前フリになっちゃってるよ!
    シティーハンターが好きすぎて完全再現を狙ってみました、みたいな作品の前ではジャッキー・チェン映画にシティーハンター要素を取り込んでみました、みたいな映画は太刀打ちできないよ!
    シティーハンターという作品は全く知らないのだけど、もしシティーハンターという作品を知っていて、邦キチに「邦画です!」とまで断言されるほどに空気感を再現できている作品なら是非とも見たいと思うのだろうなぁ

    邦キチが紹介する作品は奇々怪々な作品が多いというのが正直な感想だったりするのだけど、邦画界にそのような映画が存在することがそもそもだしなぁ…
    だとしても『狸御殿モノ』って何だ!?初めて聞いたよそのジャンル!?
    本作で紹介されるシーンが何一つ理解できねぇ!「グローリア!!」も判らんし、人を垂直に庇うエンタメというのも理解できないし、2005年の時点でAI美空ひばりやってるとかも理解できない!此処まで来ると最早怖いよ!?

    他にも「デンデラ」やら「多動力」やら日本には奇々怪々なる映画が山のように有るのだなと理解させられるプレゼンが続々と…
    ある意味日本映画の奥深さを垣間見てしまった瞬間でしたよ……


    本作の主題は映画のプレゼンであり、登場人物同士の絡みはさして重要度は高くないのだけど、遂に作中でも邦キチの部長への距離感の近さについて突っ込む時が来たかー
    まあ、紛いなりにも女子高生な後輩が一人暮らししている男の家に頻繁に出入りしているって改めて考えてみるとアレな状況だよなぁ
    ホント状況だけならラブコメになったって可怪しくなさそうなのにそうはさせない邦キチの空気感よ……

  •  恋空男が爆誕するカルト系邦画プレゼン漫画の第四巻である。
     今回もまたパワフルに新旧の邦画を紹介する連載の他に、描き下ろしの「恋空」では部長の(わりと男から見てもキモイ)恋愛観が披露される大変盛りだくさんな内容になっている。

     それにしても、今回も面白かった。
     話し上手な人は物事を見る視点や切り口が独特で、話題に事欠かないものだが、まさにこの作品はそうした作品だ。
     80年代のビデオでしか見られない「パソコンウォーズ ISAMI」や姥捨て山のその後を描く「デンデラ」、戦中からシリーズ化されている純和風ミュージカル映画の狸御殿モノのような題材はさすがの選択肢。
     「多動力 THE MOVIE」のようなビジネス書の映画化にも取り組む新たな路線も面白いところ。

     二話にわたって語られた「シティーハンター」や、改めての感も強い「るろうに剣心」(の実写版)の解説など、この作品ならではの視点で切ってもらえて楽しい内容も多い。
     「ザ・キング・オブ・ファイターズ」のような実写ネタや、うた☆プリやプリキュアといった路線も抑える豪華さ。
     邦画の世界の豊潤さが満喫できるラインナップであり、今回もまた楽しく読ませていただいた。

     物語的には、「女児アニメ部」部長の早乙女愛(1年)が初登場。
     関西弁のスケバンという相変わらず昭和感溢れる造形が特徴的である。
     また、眼鏡を外すと美人なんてネタを放り込む駒木に加えて、恋空男なる尊称(蔑称?)を獲得する部長など、ネタが豊富なのも楽しいところだ。
     地味だが、ヤンヤンの制服姿なども大変楽しい描写だった。そもそも学生なのに学校で常時チャイナ服って時点で、おかしな話なのだが。(笑)

     今回も楽しませていただいた。星五つで評価したい。

  • 今回も最高に密な情報量 でございました。
    楽しかったー!

  • ミッドサマーからデンデラに繋げる……?

  • やってきました第4シーズン! 映画のセレクトや奇天烈なプレゼンパワーはそのままに、キャラクターが増え立ち位置や関係にも少しずつ変化が現れて(部長が翻弄されてるだけw)、マンガ作品としてより充実してきた感じです。5thシーズンにも期待! メディア化は…そりゃないだろうなぁ(笑)。

    …そういや、部長は表紙には登場しないのだろうか!?

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