たろうがらす じろうがらす

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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835458007

作品紹介・あらすじ

かこさとしの「からす」は『からすのパンやさん』だけではなかった!!
からすの兄弟の成長物語… 子どもの好奇心を描いた名作絵本が復刊!!

かこさとしの“からす絵本”は、何といっても『からすのパンやさん』ですが、実は、他にもからすたちが主人公の絵本があったのです。

からすの兄弟、たろうがらすとじろうがらす。
ある雨の日、お母さんがらすに、静かに留守番をするよう言われますが、雨が雪になったから、おとなしくなんてしちゃいられない!
寒~い雪の中で何して遊ぼう!? お母さんの言いつけも、あふれる好奇心には勝てません。
さてさて、その結果はいかに…。

かこさとし先生による、保護者たちに向けての「あとがき」も秀逸。子どもの成長に本当に必要なことは何かを気づかされる一冊です。

※本書は、1984年・偕成社刊『たろうがらす じろうがらす』を再編集し、新装復刊するものです。

感想・レビュー・書評

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  • コドモがらすはあられ、雪の降る中夢中で遊び、風邪で寝込んでしまいます。そして、加減を知ります。

    子どもを守り過ぎて、失敗から学ぶ機会を奪ってはいけない、そんなメッセージが込められています。

  • かこさとしさん、1984年の復刊。
    私の本の原点は「からすのぱんやさん」。
    そのからすたちを久しぶりに見れて嬉し懐かしい♪

  • 雪で遊びたくなった。
    かこさとしさんの後書きが、幼児を子育て中の親ならはっとさせられると思う。

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著者プロフィール

かこさとし:1926年福井県武生市(現越前市)生まれ。大学卒業後、民間企業の研究所に勤務しながらセツルメント運動、児童会活動に従事。1973年退社後、作家活動、児童文化の研究、大学講師などに従事。作品は500点以上。代表作として「からすのパンやさん」「どろぼうがっこう」(偕成社)「だるまちゃん」のシリーズ(福音館書店)、「こどもの行事しぜんと生活」シリーズ(小峰書店)などがある。

「2021年 『かこさとしと紙芝居』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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