- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835615400
作品紹介・あらすじ
高畑勲、宮崎駿作品など国民的大ヒット映画を生み出しているスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫が、自らの映画体験を通して学んだ、「映画にとって本当に大切なことはなんなのか」を語る、文字通り映画を楽しむ人に向けた道楽本。
感想・レビュー・書評
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大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/422997詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
持ってる材料がないから「ふーん,そうなんだろうなぁ」という風にしか読めなかった。言いたいことがいろいろあらはんねんなぁ,という感じ。
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ジブリ成功の立役者。
天才・宮崎駿を最も上手に扱う人(笑)
宮崎駿引退をうけてこの人はどう動くか… -
鈴木さんの映画に対する本。
そして、ジブリの本。
彼の記憶力には、本当に感服。
趣味の人だからなのか。
なぜ、彼は、あんなにもアニメに魅せられたのか。
映画ではなく、書籍、アニメを選んだのか。
聞いてみたい。 -
スタジオジブリの創設、映画の見方、コピーの重要さ、宮崎駿という人物、
物の決定のやり方。
単に映画の批評だけでなく、色々考えさせられた。
特に宮崎駿とのエピソードが面白い。
自分の人生のバイブルとなるであろう。 -
ジブリの成功の陰にこの人あり、の鈴木プロデューサーのエッセイ。
プロデューサーといっても、彼は予告編のコンテを描いたり、題字やポスターを作ったりと、かなりクリエイター寄りだ。
それゆえに監督ともよくケンカになるが、宮崎駿の扱いがとても上手なのは笑える。
彼にとってはどこまでも作品が一番で、金の為に作品の価値を貶めたりは絶対にしない。
そしてタイトルにあるように、この世知辛い仕事を楽しんでいる。
ジブリの映画が面白い訳が少し分かった。 -
鈴木さんが若い時に観た映画や最近の映画の独自の評価が興味深い。宮崎アニメのヒロイン像が昔の女優からインスパイヤされた等、アニメを読み解く上で面白い。
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今のジブリをつくったのは間違いなく鈴木敏夫であるということを再認識させられた。映画周りの世話をすることがプロデューサーの役割であるが、それだけではなく、監督とよりそって味方になったうえで、その監督のもってるものをうまく引き出すことがなにより大切なのである。氏は予告編のカット割までこなしており、編集者的プロデューサーといわれる所以がよくわかった。間違いなく日本でトップレベルのビジネスパーソンであるといえるだろう。
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ナウシカ・ラピュタ・トトロの誕生秘話
プロデュースの舞台裏
鈴木敏夫の映画哲学
今のアニメーターはリアルな動きがかけない -
好奇心と信念が、努力と良作を生む。