野村の流儀 人生の教えとなる257の言葉

著者 :
  • ぴあ
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835616896

感想・レビュー・書評

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  • 名捕手、名将の野村克也の名言集。


    プロフェッショナルとは何か

    リーダー論



    勝負への執念

    組織論

    捕手論

    哲学

    人生の生き方

    などに分かれていて、


    たまにパッと開いて読むと、
    意外と今の心境にあっていたりする。

  • コンビニで立ち読んで衝動買い。
    これを読むと、いつの間にか楽天ファンになっていました。不思議。
    ノムさんみたいな上司にあこがれます。理想です。

  • 20/10/7 85

    優勝と言うのは強いか、弱いかで決まるんじゃない。優勝するにふさわしいかどうかで決まる。

    「思い切りのよいバッティング」と言うのは、実は二つある。「狙い球を思い切り絞って振る」あるいは「「勇気を持って捨てる」

    時間をどう使うかが、勝負の世界で生き抜く1つの手段になる。

    感じる人間が勝ちを制する。感じ無いことは、罪であり、鈍感は人間最大の悪

    君らの仕事は、いつも言っている様に勝つことだ。職業はプロ野球選手だが、仕事は勝つこと。

    あと一歩の努力

    「企業は労働者をコストではなく、資源と考えよ」ドラッガー

    捕手として、チームのこと、投手のことを考えていると、打席に入っても相手の立場で心理が読める。

    「判断」は頭でやるもの。知識量がモノを言う。「決断」は身体でするもの。覚悟に勝る決断なし。

    感動はプラスの暗示をもたらす。マイナス的なことに、人は感動しないのだから。

    人間、何の職業であろうと、ごめんさない。ありがとうを口にするのにこだわりをもつべきではない。「すみません」の効用は、後に続きそうな言い訳を自動的に断ち切る点にある。

    先入観は罪。固定観念は悪。

    「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。

    「思考」と「確認」は当然違う。よく「情報化時代」と言われるが、「思考」の材料になる情報と、「確認作業」に終る情報とでは、基本的に精度や見方が違う。

    努力は大切である。が、それだけでは大きな成果が得られるとは限らない。肝心なのは、正しい努力をしているかどうかだ。

    人間が最低限、持っていなければならない要素は、1、節度を持て、2、他人の痛みを知れ、3、問題意識を持て

    仕事をする上で必要な三つの能力がある。「問題分析能力」「人間関係能力」、そして最後のひとつが、「未来想像能力」である

  • 野村監督の名言集!いいね〜「今日の負け投手は野村です」試合に負けたときの一言。責任をとるリーダー。この本は仕事にも役に立ちそう。特にリーダーとはどうあるべきかのところ。こういうリーダーについていきたいと思う。

  • 伊達に年取ってないな、野村監督。

    挫折したときに心の支えとなりそうな本。
    とても感動した。

    彼の根底にあるのは、自分に甘えないことだと感じた。


    印象に残ったものを一つ紹介。

    「未熟者にスランプはない」
    -スランプは一流のみが使う言葉。

  • 監督として有名なのは,巨人でV9を達成した川上哲治監督,長嶋茂雄監督,王貞治監督など人気のある監督はたくさんいます。
    野村監督は,南海にテスト生で入団してからこれまでそのID野球は有名です。
    その監督の言った言葉は,1つ1つ重みがあります。ビジネスにも使えそうな言葉があります。

    たとえば,次の3つはこころに響きました。
    プロとは

     当り前のことを当たり前にできる人間をいう
     積み重ねを大切にすること,意識することこそ,プロとしての基本理念である
     プロフェッショナルの「プロ」は,プロセスの「プロ」でもある

  • (単行本(ソフトカバー) - 2008/2/2)

  • ノムさんの名言集。
    相変わらず、このおっさんはおもしろい。
    野球って、こんなに考えてやるスポーツなんだと驚かされる。

    「プロとは、当たり前のことを当たり前にやる人間のことである」

    普遍の真理、俗に言う、「原理原則」がたくさん。
    すら〜っと読めるのもいい。

    個人的には、「野村克也と中田英寿は似ている」みたいなとこがおもしろかった。

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著者プロフィール

京都府立峰山高校を卒業し、1954年にテスト生として南海ホークスに入団。3年目の1956年からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍。歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、 不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。また、70年の南海でのプレイングマネージャー就任以降、延べ4球団で監督を歴任。他球団で挫折した選手を見事に立ち直らせ、チームの中心選手に育て上げる手腕は、「野村再生工場」と呼ばれ、 ヤクルトでは「ID野球」で黄金期を築き、楽天では球団初のクライマックスシリーズ出場を果たすなど輝かしい功績を残した。現在は野球解説者としても活躍。

「2016年 『最強の組織をつくる 野村メソッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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