本物の教養を身につける読書術

著者 :
  • ぴあ
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835639123

作品紹介・あらすじ

ネットには溢れるほどの情報が発信されおり、生活をしていく上で必要な情報を誰もが手軽に取れるようになりました。では、もう本は読まなくていい社会になったのでしょうか。

いや、その逆なのです。ネット情報社会になったからこそ、本を読むべきなのです。残念ながら、ネット情報をどれだけ読んでも、次の瞬間にその内容が更新されるため、何も後には残らないのです。
AIやロボットが驚くべき進化をとげている現代においで、人間に最も必要なのは教養と想像力です。
そしてこの2つを身に着けるためには「読書」、特に名作を読むことしか方法は無いのです。
本書では、教養と想像力に読書がいかに欠かせないかを具体的に論ずると同時に、読書に必要な「論理的な読み方」についてもわかりやすく記しています。

感想・レビュー・書評

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  • いわゆる読書術の実践、たとえば現代文の受験問題の一例を示しながら、というような部分がなかったのが残念だが、硬めの文学を同じものを二冊買って、一冊を練習用にして、接続詞を、そして次には助詞と助動詞を塗りつぶして、読んでみるというのは、いい方法のように思う。
    齢50半ばにして、今からこういう読み方をして、さて果たして、どう人生が変わるのか、やってみる価値はありそうだな。

  • 本を読むことで教養が身に付き、論理的に読めば更に能力がアップする。特に古典を読むことを薦めていた。

  • これまで同著者の本を読んできました。プラスアルファという感じ。

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著者プロフィール

関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。
現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、
受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1300万部を超える。
また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、
多くの学校に採用されている。
著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、
『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)
『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『頭がよくなる!大人の論理力ドリル』(フォレスト出版)、『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』(筑摩書房)など。
小説に『水月』(講談社)がある。

「2019年 『何が教育をダメにしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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